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二十音の奏でる詩


ある朝のため息が
凍えて行き倒れた。

言葉と落ち葉は
みちばたで息をころして。

希望は羽ばたこうと
背中を痒くさせる。

足どりは軽くなる
後ろの目を気にせず。

教会の鐘は鳴る
しらさぎが去ったあと。

まだ歩きつづけたい
夢をまた追いかける。

あなたの背をみていた
その場所へたどり着け。

夢を追うひとがいる
夢を追うひとでいる。

見上げた雲の高さ
はじまりの物語。


ニ十音の積み重ねには
過不足もなく

生きる道
さらに未知ならば
過不足もなし。


道ばたに咲く花の
見知らぬ先の空へ。


コスモス畑にて儚い秋の思い出



青空仰ぐ赤の痛烈な志

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べじさん
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