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しおり


四つ葉のクローバー 
アクリルのしおりに閉じ込めたまま
お気に入りの頁にはさんで夜はふける


偶然に911ページにはさんだ
それは記念日の数字だと気づくと
それだけのことでうれしくて思い出す


いったい恋とはこんなにも人をして狂わせる
いまここで魔法にかかったこの場所は
どこでも君の赤いワゴンの助手席になる


サンルーフにあつい日差し
ほのかにピンクの頬の薄紅の
エアコンにゆれる前髪に恋をしたこと


しおりはいつでもきみを連れてくる
ブックマークしたままの恋だったけれど


べじさん詩

~224文字~




※美しいヘッダーイラストはみずたまさんにお借りしました






🎵朱祥さんのロマンティックな企画に応募させていただきます🎵



『300文字ラブレター。。』
なんともロマンティックな言葉の響きですね
音楽的ですらあります

以前に書いた句を思い出して、新たに詩を創作させていただきました



朱祥さん、はじめましてですけれども
素敵な企画に創作意欲を刺激されました

どうぞよろしくお願い申し上げます。

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べじさん
いただいたお気持ちは、noteの街で創作に励まれている次の方へと循環させていこうと思います。あなたの作品を見たいです。ありがとうございます。