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隔絶された世界
高いビルから空を見た。
今日は雲が早く流れている。
その風に乗って、鳥が飛んでいった。
その真下にはビル。
違和感を感じる。
空や雲や鳥とビルの間には、目に見えない何かがあるような。
何だか隔絶されてるみたい。
楽園の中に隔絶された人間世界。
あるいは、楽園に生まれ落ちた宇宙人。
自分たちの世界を探して、長い間放浪している。
私たちは隔絶された世界を作り出した、
放浪者。
物語を書いても
綴る言葉の端々は出てくるのに
どうにもうまくつなげなれない。
散文詩とゆうより散々詩になってしまう。
機能しないものに惹かれる。
完全に機能しないんじゃなく、
不完全に機能しているもの。
でも、機能している、という言葉にするとやっぱり違う。
機能しないもの。
機能しないものがこの世には溢れている。
それが一瞬、光が射すようにカチッとはまる瞬間。
まるで奇跡。
そこはかとない。
精神力とか生命力とか、
枯渇しそうになる感じ。
なってしまえば這い上がるか、
そのまま倒れるかしかないけれど、
そうなるまでの
そこはかとない不安。
「好き」を盾にとって
昔むかしの話、
その当時付き合っていた彼とこんな口論をしたのを覚えています。
「好きなら俺のこと信じてよ。」
若かりし頃のわたしは「信じてよ」と言われて、
困惑したのを覚えています。
困惑しながら、
「好きだから信じたいけど、信じられなくなる行動をしないでよ。」
「好きなら●●できるでしょ?」「好きなら●●してよ」「好きなら…」
「好き」という気持ちを盾にされると、実に困惑します。
優越感
「え?結婚してないの?そっかー。結婚なんて大変よー。独身が羨ましいよー。」
といいつつ、裏腹にほくそ笑む、結婚できた女の優越感。
女が女を蔑視する。
妙な年齢とリミットと
女性の友人とこんな話になった。
「女のリミットって男よりかなり早いと思う」
同感した。
そりゃ、昔に比べて格段に女性が社会に進出している。
色んな選択肢がある、ように見える。
結婚する選択、結婚しない選択、子供を持つ選択、子供を持たない選択、仕事を生きがいにする選択、全てを選ぶ選択…。
だが、実際は選択肢というには、かなりリスキーだったりする。
例えばリミットみっとで言うと、いかんせ
冬に春めく。
忘れることとやり直すこと
辛いのは、
忘れることではなく、
やり直すことを覚えることだ
という言葉を聞いたことがある。
しかし私自身としては、
やり直すことを覚えられて、
良かったとおもう。
人生を生きる術をひとつ覚えたんだから。
だけど、その言葉の本当の意味は、
生きる術がどうの、ということではないのはわかっている。
人生を歩むのは簡単じゃない。
だから、失敗なんかから少しずつ学んでいく。
最悪の中からの最善