【選書の舞台裏】2020年12月"本で笑う"
こんにちは、Chapters bookstoreです。記念すべき初回のテーマは、”本で笑う”に決定しました。
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"本で笑う"
コロナ疲れ、SNS疲れ、リモート疲れ。
それぞれ色んな疲れが溜まった2020年の締めくくりは、
少し力を抜いて一休み。
活字でどこまで笑えるか。ふざけたテーマに真剣に向き合った4冊です。
年末年始の読書のお供に、ぜひ。
chapters bookstore で本を買う。
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お客様とChaptersが初めて一緒に過ごす1ヶ月目。
お届けしたい読書時間について考えた時、今年はステイホームが長かったせいもあってか、家の中、部屋着でリラックスして読書を楽しむ風景でした。
そんな風景を元に、いろいろ出てきた候補の中満場一致で決まったのがこのテーマ。何も考えず、冷蔵庫の扉を開くくらいの軽い気持ちで、1ページ目を開いてほしいです。
笑うの公約数って、難しい。
テーマ先行で走り出したので、選書は難問続きでした。
本で笑うと言ったって。
笑いのツボは人それぞれ違うので、書店員さんとChapters、3人集まっただけでも意見が大きく分かれました。
ああでもないこうでもないと、2ヵ月かけて読んだ本は20冊近く。
爆笑系の大笑い。優しい笑み。じわじわと迫りくる笑い。振り切り方が謎すぎてこぼれる笑い。
結果選書した本を並べてみると、ニュアンス違いの「笑う」が4冊、出揃いました。どれも3人中2人が「笑い」認定はしたものの、3人の公約数は見つけることはなく。だからこそ、面白い。笑いなんて難しいテーマを設定してしまったけれど、お客様のばらける感想も今から楽しみです。
また、気になる方は今月の本全部読みもおすすめです。年末年始、休暇も十分ありますしね、今年は初詣も怪しいですしね。自分のツボを探す読書も楽しいかと思います。
(書店員さんの選書本を買って帰り読み漁る日々。左から、面白かった本/読んだけどおすすめするまでではない本/未読)
ラブコールが叶った、念願の初回クリエーター・カツヲさん
コンセプトを決めた後、選書と合わせて進めていくのがクリエーター選定です。Chaptersでは文庫本のタイトルや著者を明かさないかわりに、毎月ゲストクリエーターをお招きし作品にまつわるクリエーションを依頼、新しいプレゼンテーションにて販売します。
嘘のない、本当のリラックスした風景を映し出せるのは身内だろうと思い、恋人や家族を被写体に写真を撮る方を探し求め、たどり着いたのがカツヲさんのインスタアカウントでした。
特に気になった写真が、こちら。
家のソファで、二人で、逆立ち…?
絶対に彼らしかいないと思いました、笑。
カツヲさんの写真には、恋人・しおさんのくるくる変わるたくさんの表情や空気が閉じ込められていていて、見ているだけで幸せな気持ちになります。
二人はyoutubeチャンネル「ふたりclip」でも配信をしていて、チャンネル登録はなんと12万人超え(オファー当時は10万行っていなかったような?素晴らしい勢い...)。ルックスの天使感からは想像が出来ない、しおさんの低い声や飾らないキャラクターのギャップ、それを楽しそうに撮り続けるカツヲさんの目線、二人の日常にファンたちはメロメロです。
二人について調べを進めるにつれて、私も好きになり、ファンになり。
と同時に不安にもなりました。
(お断りされたら、どうしよう・・・。)
気持ちが募るあまりに怖気付き、アプローチは後手後手に回ってしまいましたが、当時まだテストサイトすらないChaptersとのお仕事、私の拙い説明だけでお二人はご快諾してくれました、本当に感謝しかありません。
(お人柄が滲み出る、オンラインMTGで初めましての時の二人)
「みんなが読書をしたくなるような、笑いのニュアンスをお二人の写真で4つ、表現してほしいです。」
こんな依頼に答えてくれた二人の作品は、ぜひchaptersのウェブサイトで♡
そして、かつをさんとしおさんのyoutubeもおすすめです。
最後に
noteではこれから、毎月”選書の舞台裏”と題してその月々の選書・クリエーターさんをご紹介していきます。読書と合わせてぜひお楽しみください。
開始早々、このエネルギーで毎月選書とクリエーターさん探しが続くのかと思うとすでに不安ですが(笑)、この後も紹介したい本やクリエーターさんがどんどん登場します!♡
ぜひお楽しみに。
2020年12月 “本で笑う” Chapters bookstoreへ。
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