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【2016乳がんの記憶 復職】戻る場所があるから
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2016年1月4日(月)仕事へ復帰 9時半~15時
これは日記に書いてあったこと。この中途半端な時間の意味はこのあと10年非常に重要になる。当時の私は保育園児がいたので育児時短が取れた。休職も有休で休んだので特段の手続きはない。これがもし育児時短がないとしたら、どうなっていたか。
いきなりフルタイム復帰だ(ここを強調したい!)
あらかじめ上司から「休職をとるとマネージャー推薦できない」と聴いていたから、有休で手術をした。年末年始があったので2週間ほど使ったくらいだったか。面倒な手続きもなく、リフレッシュ休暇を取る先輩方とそう変わらない感じで復職できるはず、そう思っていた。
前夜は十分に身体を温めて準備をした。
朝まだ寝ている娘に「行ってくるね」と声をかけたら
「ちゅかれたら帰ってきなよ、ママはまだ無理だよ」と…
出社はうれしかった。たった1か月だけど、ただいま感があった。
心から戻れる場所があるっていいなぁって思った。告知からずっと迷子になった気分だったけど、「日常」にかえってきた気がした。
他のフロアから「おぉ帰ってきたか!」と笑顔で会いに来てくれる先輩もいて、やはり早く復職してよかったなぁって思った。久しぶりに開いたPCも、全部は見なくていいといってもらったけれどスケジュールを確認して1週間後の施策発表会の準備はできそうとあたりをつけていた。今期はいっぱい受注が取れた。うん。
日記によると、その夜、パパとアンパンマンミュージアムから帰ってきた娘に「ちゅかれたでしょ?はやく帰りなっていったでしょ」と言われたらしい。おとなか?
つづく↓
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