śāntiḥ mantra / 平和のマントラ
【マントラ音瞑想】はYogaのポーズや呼吸法と共にサンスクリット語の《聖なる音》を使って行う、誰にでもできるシンプルで効果的な瞑想です。
今の時代こそ平和のマントラを唱えて、「心の平和」を保ちませんか?
サンスクリット語のマントラはその音(発音)そのものにエネルギーと意味が畳み込まれています。マントラを心を込めて唱えるだけで、私たちの心・身体・魂レベルにまで影響を及ぼすことができます。
🔸śāntiḥ mantra(シャーンティマントラ)/ 平和のマントラ
みなさまにご紹介したいマントラがあります。
それは
【om śāntiḥ śāntiḥ śāntiḥ】
というマントラです。
Yogaの経験がある方なら聴いたことがあると思います。
このśāntiḥ(シャーンティ)という言葉の意味は
Peace、つまり《平和》です。
ですからこのマントラは
【śāntiḥ mantra(シャーンティマントラ)/ 平和のマントラ】
と呼ばれています。
平和以外にも、平穏、鎮静、
動揺・不安がない、怒らせるものがない
という意味があります。
シャーンティマントラは、瞑想やヨーガのクラスの前後に唱えられることが多く、心の静寂と調和を促し、穏やかな精神状態を得るための強力なツールとされています。また、個人や社会の平和だけでなく、自然界や宇宙との調和をも大切にする深いメッセージを持っています。
🔸なぜ3回「 śāntiḥ(シャーンティ)」と唱えるのか?
それは
での動揺・不安・怒りを鎮静させ、平和の状態であるためです。
そのために「śāntiḥ」を3回唱えます。
この3つは仏教の言うところの《身口意》ですね!
🔸もう一つの解釈
それは人生に起こってくる3種類の障害を鎮静させるためです。
それは
に対して祈ります。
🔸【om śāntiḥ śāntiḥ śāntiḥ】の正確な発音
何度か投稿で
「サンスクリット語は発音が重要です。発音が変われば意味が変わります。」
とお伝えしました。
(本来なら、音声で伝えたいのですが今しばらくお待ち下さい。)
ですのでみなさんにはできる限り正確な発音で唱えていただきたく思います。
カタカナでなるべくサンスクリット語の発音に近づけて書くと
となります。
🔸平和の祈りの時間
もしこのマントラに興味を持たれたら一度このマントラを唱えてみて下さい。
軽く目を閉じて
両手のひらを合わせ(合掌)
親指の付け根を軽く胸の中心に当てます。
または、胸の中心で両手のひらを重ねます。
そこで少しハート💖の鼓動を感じます。
そしてちょっとスマイル😊
鼻から気持ちよ〜く息を吸って
【om śāntiḥ śāntiḥ śāntiḥ】を3回
と唱えます。
最初は声を出した方がやりやすいと思いますが、
声を出さずに心の中で唱えても構いません。
唱え終わったら、
しばらく音(声)の余韻を全身で感じてみましょう。
唱える前と後では少し感覚が変わっていませんか?
慣れてくれば3回/ 6回/ 12回と回数を増やしてみて下さい。
より前後の違いが分かりやすいと思います。
厳しく、辛い状況の中で、ひとときでも心の平和・平安、微笑む余裕がありますように😊🙏🌏💖