”トイレまで売り場に変える”商売魂!
おはようございます。今朝も勢いで書きます!
いきなりだが、あなたにとってトイレとは、どのような場所だろうか?
用を足す場所であることには違いはないのだが、他には、どのような場所になっているだろうか?
・物事をゆっくり考える場所
・本を読む場所
・スマホを見る場所
こんな感じだろうか。私の場合は、家のなかのトイレは、ゆっくりとくつろぐ場所にもなっている。
そして、トイレは、家の外のものよりも、家のトイレを使う方が多いから、家の外でトイレを使う場合も、似たような気分になっているように思う。
どこかのお店に入ったときに、そこのトイレを使う。
それまでは、そのお店の商品を熱心に選んでいたとしても、トイレに入るときは、どこかリラックスして向かっているように感じている。
しかし、ときどき、そんなゆったりとした気分でトイレに向かっているときに、びっくりするトイレに出会うことがある。
その一つが、このトイレ。
ここは、大阪梅田にあるヨドバシカメラの男性用トイレのなか。ご覧のとおり、すべての小便器のところに、何やら派手なPOPが貼られている。用を足しているときは、ボーっとしているものなので、必ず目に入る。
どのようなものが貼られているのかというと、
・ネットで注文しておけば、その30分後には店舗で受け取りができる
・法人や官公庁向けへの大口注文を受けている法人営業のアピール
・買った商品をすぐに届けてくれるスピード配達
・補聴器コーナーの紹介
・古くなった家電やゲームなどの買取サービスの告知
・冷蔵庫や洗濯機の最短お届け、設置サービスの告知
そして、驚いたのが、ヨドバシカメラではないのだが、同じビルに入っている飲食店の告知がされていたこと。
用を足しながら、食事のことを考えさせようとしている。どうなんだ!?
それにしても、熱心な商売魂である。ヨドバシカメラは店内でも、なかなか激しいセールストークを館内放送で流している。それだけではなく、トイレでもゆっくりさせてくれない。
このようなトイレでの宣伝POPは、他に、ホームセンターのコーナンでも見かけることはあったが、その内容はヨドバシカメラの方が激しい。
これを見て思ったのは、住宅会社や住宅リフォーム会社、不動産会社のショールームやオフィスなど、お客様が使うトイレの改善余地が、まだまだあるのではないかということ。
同じ様なアピールをする必要はないが、予定されているイベントや、他にはないサービスなど、お客様に知って欲しいことを伝える場所として、効果的に使えているかどうかをチェックする価値はあるのではないだろうか。
トイレまで売り場にする!
の精神で。
あなたのお店や会社では、どのようなトイレの使い方をしているだろうか?あるいは、何か新しくできることがないだろうか?
トイレに注目して、今日もステキな一日に。