見出し画像

幹部人材が育つ会社になる!

おはようございます。今朝も勢いで書きます!

住宅会社やリフォーム会社は、新築注文住宅だけ、住宅リフォームだけ、といったように一つの事業だけで、これからも業績を伸ばし続けるのはリスクが高まっているかもしれない。

なぜなら、まずは、一つの事業だけでエリア拡大をするには限界がある。また、相当な経営力がいる。実際、全国展開を成功させている会社は限られる。逆に、規模を大きくせず、超地域密着型で圧倒的なナンバーワンを目指す高シェア戦略は効果的だが、それも地域で数社に絞られる。

そして、今の日本列島は災害が多い。また、コロナやウッドショックのような突発的なことも起きる。業界に大きな影響を受ける変化が起きると、一つの事業、一つのお店だけではリスクが高い。

また、最近の若者の就業観に変化も起きている。都会へ出るだけではなく、地元で働きたいという地元志向もある。但し、学校を卒業して、一つの会社で一つの仕事を長く続けられるかというと、時には他の仕事をしたくなることもあるだろう。転職情報もあふれ、転職のハードルは下がっている。

一つの事業だけでは、退社率を下げることにも限界があるかもしれない。

このような事を考えると、これからの住宅会社や住宅リフォーム会社は、複数の事業を展開するのが経営リスクを減らし、地域密着度を高めた経営となり、退社率も減らすことになる。その際は、業種業界の壁も超えて、異業種で新しい事業を始めることも視野に入れる。実際、スイーツ店や飲食店を始める住宅会社や住宅リフォーム会社がある。

しかし、このような複数事業を立ち上げ、収益化させ、業績を上げていくには、その事業を任せられる人材がいる。いわゆる幹部人材である。この人材がいるかどうか、あるいは育てられるかどうかが、新規事業の成否を決める。そこで、大事になるのが、そのような幹部人材が育つ会社になっているかどうかである。ほとんどの住宅会社や住宅リフォーム会社ではそのような経営はできていない。

今の事業の店長は育つようになっていても、新事業を任せられる幹部人材に登用できるかと言うと、いかがだろうか?店長は経験を積めば任せられる人材に育ってくるかもしれないが、幹部は違う。幹部人材へと育てる必要がある。今の仕事の延長線上にはないと思った方が良い。

但し、実際には幹部を任せて、育てていくということになるのだが、その時も事業を任せる幹部として、どのような仕事をしてもらうのか?そして、会社としても幹部が育つ仕組みを整えなければいけない。

新事業を任せられ、そして、業績も上げていく幹部を育てるには、会社に何が必要なのか。そして、幹部にはどのような仕事をさせるのか。

今はまだ先の話と考える社長も、そのように思っている今のうちにまとめておく必要がある。

新しい経験を求めて、今日もステキな一日に。

いいなと思ったら応援しよう!