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幹部社員を育てる取り組み。

おはようございます。今朝も勢いで書きます!

幹部社員や片腕となる社員を育てたい、育って欲しいと考える社長は多いはず。

しかし、気を付けなければいけないのは、その人は社長が思うように動くだけの人を言うのではない。そのような人を片腕とか幹部社員として考えていないだろうか。そのような考えでは、たとえ片腕や幹部となる人が育ったと思っても、会社は何も成長していない。

幹部社員を育てる目的は会社を成長させるためである。幹部が育つことで社長と二人三脚、あるいは社長一人ではなく、経営チームとして経営ができるようになり、会社の成長力が増すようにならなければ意味がない。

そこで、まず決める事、考える事は、育てるべき幹部社員にはどのような能力やスキル、そして人間性を求めるのかである。必要な能力やスキルが考えられているだろうか。

例えば、事業部を任せられる幹部社員を育てたいのであれば、収益を上げられる能力やスキルが必要にある。その時の収益とは営業利益である。営業利益が上げられる人材を育てることだ。そのための能力開発ができる取り組みがされているだろか。

少なくとも担当事業部の3ケ年分の事業計画が立てられるだろうか。その計画は営業利益までが立てられるものになっていなければいけない。そして、立てられた計画を見た社長は適切なアドバイスができるだろうか。その計画の実現が見えるかどうかである。もし、そのアドバイスができないのであれば、社長の能力が足りない。幹部社員を育てるには、社長が経営者としての能力やスキルを高める必要がある。

そして、頼もしい幹部社員が育つには、そのための機会がいる。仕事も、スポーツも、他のものでもそうだが、できるようになるには成功経験も失敗経験もいる。それがなければできるようにはならない。

社長が求める幹部社員とはどのような人財なのか?

何ができるようになって欲しいのか?そのためには、どのような能力やスキルが必要なのか?社長はこれに答えられなければいけない。そして、そのためには会社としてはどのような環境や仕組みが必要なのか?

その上で、幹部社員が育っている会社や社長が取り組んでいることを同じように実践する。しかし、現実には、こういった育てたい幹部社員の人物像をイメージすることなく取り組んでいる会社や社長が多い。

そして、何よりも幹部社員を育てるには、社長の成長が必要だ。

あなたが育てたいと考えている人がいるとすれば、その人が成長した姿はイメージできているだろうか。

メンバーの成長をサポートして、今日もステキな一日に。

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