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パッチをはくか、はかないか、問題。

おはようございます。今朝も勢いで書きます。

どーでもいいことだが、結構、大切にしていることを書こうと思う。

先日、サンダーバードで福井へ行ったときのこと。その日は寒く、福井では前日の夜から雪だったという。福井へ向かうサンダーバードの車窓からは真っ白な雪景色も見られた。

こうなるとサンダーバードの車内は寒い。特に、私の場合は下半身が寒い。足元から冷えが伝わってくるのだ。そのため、コートを毛布代わりに足に掛けて冷えないようにしている。

そうして、福井駅に着き、一緒にご支援先に行くメンバーと合流した。彼は、20代半ばと若い。私の年齢の半分にも満たない。息子ぐらいの年齢と言ってもいいぐらいだ。

そんな彼が合流して開口一番に言ったのが、「味園さん、今日は寒いっすね。パッチをはいていても寒いっす!」。そして、体を震わせながら、寒そうにしている。

それを聞いた私は、「おっ!?パッチはいてんの?俺は、まだはいていないで。」と答えていた。

そう私はこの冬でパッチはまだはいていない。意識的にはかないようにがんばっているのだ。毎年、はいているのだが、今年は今のところ、まだはいていない。

ちなみに、パッチとはズボンの下にはくタイツのようなもの。昔は、みんなパッチと言っていたが、今は違うのかもしれない。

パッチは確かに暖かい。一枚はくだけで、こんなにも違うのかと思うほど、暖かくなる。それは私も分かっているのだが、はかないように頑張っている。

がんばる必要はないし、誰かに「はくな!がんばれ!」と言われている訳でもない。一人で勝手に、はくのは冬に負けること、みたいなことを思って、がんばっているだけだ。

パッチは不思議で、一度、はくと脱げなくなる。冬の季節は、毎日、冷たく感じる日が続くわけではない。寒さが緩む日もある。しかし、そういう日でも一度パッチをはくと、はき続けてしまう。一度はくと春まで、はき続けてしまう。それがパッチである。

パッチは、一度はくと、なかなか脱げなくなる。春になり、さすがにもういらないだろうと思えるくらいまで、はきつづけるのがパッチである。

パッチをはくかはかない問題は、”冬の寒さや冷たさに負けるのか、勝つのか問題”だと私は勝手に思っている。そんな戦いをする必要は、まったくないのだが。勝手に一人で戦っている。

しかし、実は私と同じようなことを考えて、パッチと戦っている中高年の男性は案外いるのではないかとひそかに思っている。どうだろうか。私聞くようにしてみようか。

あなたの近くにいる中高年男性にも聞いてみてください。そして、パッチをはいていないという人がいれば、「なぜはかないんですか?」と。「これまでにはいたことはないんですか?」と。「戦ってんだよ。」という人がいるのかいないのか?

「パッチって、はいてますか?」

聞けないか。特に、女性が男性に聞くと、へんな空気になるかもしれない。

暖かくして今日もステキな一日に。

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