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中高年コンサルタントの味方。リモートコンサルティングの実態。

おはようございます。今朝も勢いで書きます!

私は28歳のときに今のコンサルテイング会社に転職で入社した。その頃は、まだコンサルテイングは詐欺のような怪しい仕事に思う人も多かった。分かる人には「凄いね、頑張ってね!」と言ってもらえたが、分かっていない人には怪しい顔をされた。まぁ、そういう時代だった。

そして、分かる人には、よく心配もされた。当時は、まだ昭和の香りが残る平成の時代で、「24時間働けますか?」の空気がまだあった。長時間労働で休みもなく仕事をするのは、それほど珍しいことではなかったのだ。

ただ、そのような中でも、経営コンサルタントの仕事は激務であることを、分かる人は知っていたので、「大丈夫?」と心配された。実際、働き始めると、その通りだった。夜中になってもビルの電気が消えることはなく、24時間365日、いつでも電気がついている不夜城のビルと言われていた。

そういうなかで、「いつまでもできる仕事ではないよね?」とも言われた。経営コンサルタントというと知的な仕事と思われるのが、実際には知力以上に体力がいる仕事である。考え続けるのも体力がいるし、リアルに出張による移動が多い仕事なのだ。

毎日、早朝から深夜まで、朝早くに家をでて、新幹線や飛行機などに乗って、ご支援先企業へ行き、コンサルテイングをして、また家に帰ってくる。時には、大阪へ帰ってきてからメンバーと集まり、駅などで打ち合わせをして帰ることもあった。

睡眠不足にもなりながら、このような生活を毎日続けるのは、体力がなければできない。

実際、体力には自信があった30代の私も、50歳になれば、この仕事はできないと思っていた。

ところが、私がちょうど50才を過ぎたときに、コロナ感染がひろがり、人とリアルに会うことができなくなった。それまではご支援先に行って、人と会うことから始まるのがコンサルテイングの仕事だった。それができなくなり、コンサルテイングの仕事ができなくなるのではないかと思ったが、そこに登場したのがZOOMなどによるリモートコンサルティングだった。

当初は、どうすればいいのかが分からず、手探りで始めたのだが、今では我々だけではなく、ご支援先の社長や社員にとっても、当たり前のことになった。また、これは個別のコンサルテイングだけではなく、勉強会やセミナーでもリモートで行うことが増えた。

正直なことを言うと、中高年のコンサルタントにとっては、この変化はとても助かるものになっている。移動をしなくても、コンサルテイングができるようになったのだから。

経営コンサルタントの延命となっている。

今ではリアルでコンサルテイングをするのと、ほぼ変わらないコンサルテイングをリモートでできるようになっている。そういう中でもリアルの良さもあるので、両刀でコンサルテイングをしている。

ただし、リモートで唯一厄介なのは、環境である。

周囲の声が相手にも聞こえるのが、リモートの厄介なところで、会社のオフィスでも解決しない。いま、コンサルテイング会社の社内は、あちこちでリモートで会話している状態である。その声がうるさい。もちろん、リモート専用の個室空間もたくさん用意され、年々、充実している。ただ、全社員分というのは、難しい。

そうなると、家でリモートにつながるのが、ベストな環境になる。コンサルテイングをするには、これで全然問題ないのだが、出社の回数が減る。なかなか難しいところである。

快適なリモートワークで、今日もステキな一日に。

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