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娘が、東大大学院に。
おはようございます!今朝も勢いで書きます!
いま、神戸大学4回生の長女が、来年春から東京大学大学院へ通うことになった。4年前、神戸大学の入試合格を聞いたとき、本人は勉強を頑張っていたので、本当に良かったと思うと同時に、驚いた。
また、今回も、何ケ月も前から、準備を進めてきていたので、良かったと思うと同時に、自分の娘が東大に通うことになることに驚いた。
神戸大学は、娘が興味ある分野を学べる学部があるということで娘が選んだ。そして、今回もその延長で、さらに学べるところということで、東大を娘が選んだ。
その分野とはバイオメカニズムのようなのだが、娘が興味を持てる分野を見つけられたこと、そして、今回の進学については、自分で動き、チャレンジをして、道を開いたことを頼もしく感じている。
実は、娘は大学受験までに、中学、高校と2回の受験を経験している。しかし、どちらも思うような結果を得られなかった。どちらも必要な準備をして、親から見ていても、よく頑張っていると思える努力を続けていた。
とくに、高校受験は、塾からも大丈夫と言われていたので、本人は相当に大きなショックを受けていた。塾も、不合格の結果に、「なんで?」というような反応だったと思う。
私は娘の高校受験合格発表のときは一緒に行っていないのだが、一緒に行った妻によると、「不合格の結果を見てから娘の手はずっと冷たかった」と言っていた。
そのときの娘の気持ちをどこまで理解してあげられているかは分からないが、悲しく、悔しい体験だったはずだ。4月になり、新しい高校での生活が始まってからも、元気がなく、笑顔も少なかったと、妻は言っていた。
ただ、いつだろうか?1年生の終わりごろか、2年生になっていたか?ハッキリと覚えていないのだが、私も娘の高校生活が気になっていたので、聞いたことがある。
「高校は、どう?楽しい?」と。
そうすると、すぐに、
「パラダイス!」
と笑顔で、大きな声で言ったのだ。拍子抜けするほどの明るさだった。その後、私は何も言えずに、「そう、良かったね。」と言えただけだった。
心の中では、「良かったぁ」と思っていたのだが。部活では弓道部に入り、友達にも恵まれたようで、校風も娘に合ったのだろう。高校受験の結果にふてくされることなく、前を向いて進もうとしていることに安心した。
そういう経験が希望していた神戸大学の合格につながったと思っている。子供にはツラい経験はさせたくはないが、いま思うのは、あの経験があるから、今の娘があるということ。
そういうとき、私(親)は、娘を信じて見守ることしかできなかった。そして、どのようなときでも、そのときの娘を受け入れること。これぐらいしかできなかったが、これができるのは親だけのなのかもしれない。
まだ、これからも娘の人生は続く。この先、何があるか分からないが、幸多かれと願うばかりだ。
子供を見守りながら、今日もステキな一日に。