自家焙煎コーヒー こうやって届けます☆
商品が出来るまで
こんにちは、三十路コーヒーのM.Kです。
今回は、三十路コーヒーの焙煎から梱包までを撮ってみました。
コーヒー豆に向かって一眼レフカメラを構え、いろんな角度からパシャパシャしました。家族からは「なにしてんの?早く焙煎しなよ」と白い目で見られました。
どんな風に商品が出来上がるのかのイメージが伝われば幸いです。早速、行ってみましょう。
生豆を選別
三十路コーヒーでは、基本的には注文をいただいてから焙煎します。その方が新鮮な状態でお届けできるからです。
注文をいただいたら、まずは生豆の選別をします。生豆は、「なままめ」とか「きまめ」って呼びます。緑色をしています。英語だと確かgreen beansです。違うかも。
コーヒーは焙煎すると、体積が増え、重さは減ります。なので、焙煎前は多めに計ります。商品を100gにしたいときは、生豆145gほど用意しています。
ここからが選別段階。欠点豆といわれるものを取り除きます。割れていたり、虫に食われていたり、カビがはえていたり、色がよろしくなかったりする豆たちです。味に大きく影響するかは不明ですが、雑味につながると言われております。コーヒーのおいしさを妨げてしまうかもしれない、ということですね。
いざ、焙煎
選別が終わったら焙煎していきます。
三十路コーヒーは、手回しのロースターを使っています。カセットコンロの上にセットしてやっています。大きな焙煎機に比べると、再現性は劣ってしまいます。室内でも温度や湿度に左右されてしまうので、いつも同じようにはいきません。1度に焙煎できる量も多くありません。
そんなことを書いていると、手回しロースターのメリットってなんだろう…と思い始めてしまいます。
ハンドメイド感でしょうか。唯一無二のコーヒーができることかもしれません。
焙煎の詳細も記したいところですが、長くなるので省略します。途中で豆から鳴る音(ハゼと呼ばれる現象)や、豆の色、焙煎経過時間などを参考に、「ここだー!」というところで火を止めます。
※「ここだー!」は決してテキトーではありません。焙煎歴は2年超。これまでに450回ほど焙煎してきました。全部の記録をつけており、その経験をもとにやっています。
火を止めたら、ザルに移して豆を冷まします。ダッシュでベランダに出て、うちわであおぎます。温かいままだと焙煎が進んでしまいます。
焙煎後も豆の選別をします。明らかに火が通っていなくて色が薄いもの、焦げているものなどを取り除きます。
梱包
袋に詰めていきます。
焙煎したてのコーヒー豆は、炭酸ガスを多く含んでいます。普通の袋に入れておくと、ガスで膨らみます。商品の袋は「アロマブレス」といって豆から出たガスを外に出してくれる仕様になっています。袋がパンパンになってポストに入らない!なんてことを防いでくれます。三十路コーヒーでは、焙煎した翌日までは寝かせるようにして、その後、袋詰めをしています。単純に、焙煎した日は梱包と発送作業をする時間がないのですが・・・
また、粉でご注文いただくことも可能です。違うコーヒーが混ざってしまわないように、ミルを掃除してから挽きます。
シール機で封をします。この作業、結構好きです。
パッケージの女の子と文字は、消しゴムはんこで作成しました。経費削減のためです。
クッション付きの封筒に入れます。耐水なので、雨の日も中身を守ってくれます。安心。
最後は、クリックポストの宛名を印刷し、封筒に貼り付けて、ポストに投函です。
無事に届きますように
だいたいの流れです。少しでも興味をもっていただけたら、うれしいです。
オンラインショップのリンクも貼っておきます。
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