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ハンターハンター考察403話 - あーん!推しキャラが死んだ!

私は筋肉モリモリかつアタマもキレるおっさんキャラが好きです。
そんなわけで、今回のハンターハンターの展開には一抹の胸の痛みがありました…。


チクショーーー!!(セル from ドラゴンボール)

……はい。
今週も最新403話のポイントを振り返りつつ、今後の考察と感想を書いていきます。

  1. 結局のところ、ハルケンブルグの能力は何なのよ?

  2. 母のDNAが色濃く子どもに継承されるとするならば

  3. クラピカの次の一手は?

1. 結局のところ、ハルケンブルグの能力は何なのよ?

今話でハルケンブルグの能力が大きくフューチャーされました。
しかし能力の根幹は不明が多いです。
私なりに整理すれば、次のようになります。

  1. ハルケンブルグ自身の念能力

    1. [既知であること]

      1. 従者もしくは自身の精神を、矢に変えて射る

        1. 矢を受けた人間は、矢に込めた精神により乗っ取られる

        2. 矢を受けた人間は、受けた時点では”死亡”していない

        3. 矢を受けた人間が”死亡”するまで、矢になった人間は失神している

      2. 矢を放つ前に、”鳴動”が起こる

        1. 403話までに、5回の”鳴動”が発生している

    2. [未知であること]

      1. 矢を受けた人間の、元々の人格の精神はどうなるか?

      2. 矢を受けた人間が”死亡”した後、矢を受けた人間/矢になった人間はどうなるのか?

  2. ハルケンブルグの念獣の能力

    1. [既知であること]

      1. ハルケンブルグの周囲の人間をターゲットにする

      2. 羽のマークを対象者に残す

      3. 羽のマークを植え付けられると同時にしばらく失神する

      4. シカクには羽のマークは残らなかった

    2. [未知であること]

      1. 羽のマークがあるとどうなるのか?

      2. どういう相手に、どのタイミングで羽のマークが植え付けられるのか?

ハルケン自身の能力から見ていきます。
第1王子は自身の能力で、部下の生死を知ることができます。
それによればシカクは死亡していて、ビクトは生きている。
とはいえ、両者ともハルケンのために行動しており、生きているとしても仮死状態であるようです。

今話のビクトの行動は、一見ベンジャミン陣営に向けたものに見えますが、おそらくそうではない。
バルサミルコの注意を引き付け、ハルケンの弓が確実に当たるように立ち止まらせる目的だと思っています。

私の推しキャラであるバルサミルコ(冷静・聡明・慎重・理知的・筋肉もりもり)は、現時点まだ死んでいません。
ただ、ここまで周到に準備したうえでの攻撃であれば、生きて戻すことも考えづらい。
またベンジャミンと二人三脚で、王子謀殺計画を練る姿を見たいものですが、望み薄です(悲しい)。

ハルケンは、しかし自分を移し替えてどうやって戻るつもりでしょう?
まさか戻る気もないのでしょうか?
覚悟決まっているのでその可能性もありますが、なかなかにぶっ飛んだ選択です。

これまでの5回の”鳴動”は以下になります。

  1. モモゼの死亡後に、彼女に黙祷を捧げた(能力発現前)

  2. ホイコーロ王と話し、覚悟決まっちゃった後のシカクに向けての発動

  3. シカクの自殺の前

  4. ビクトに向けての発動

  5. バルサミルコに向けての発動

3は、以下の考察が妥当と思われるので、ライスに向けての発動と考えます。

整理すると、ハルケンはバルサミルコと入れ替わった後、元に戻れるかとか、元の念能力を使えるかとか、実験をしていないことになります。

ギャンブラーすぎぃ〜〜!
仮に念能力使えないとなったらどうするんでしょう?
ベンジャミンがリタイアしたら、部下であるバルサミルコ(ハルケン)も退場するのが自然な気がするけど…。
ここが張りどころという判断だったんでしょうか。
結果的には自身の暗殺を紙一重で回避しました。
アカギもびっくりの博徒です。

ハルケンは今後どう立ち回るのか?
果たして元に戻ることはできるのか?その算段はついているのか?
矢を受けた人間が”死亡”した後、元の人格に戻ると分かっているなら、こういう手段も打てるのでしょうか?
そうであるなら、ベンジャミンを殺る→自殺、で元に戻るがシンプルです。


さらにハルケンには、奥の手というか、念獣という隠し玉があります。

現時点で判明していることだけで考えれば、念獣の能力は、「己と思いを同じくしているものにマークをつける」=敵味方の判定ができる能力のようです。
地味ながら便利。

ただ、それだけなら失神させる意味が無い気もしていて、マークに隠された付随能力があるかもしれません。

2. 母のDNAが色濃く子どもに継承されるとするならば

言われてみればハルケンさん、お母様(第一王妃ウンマ)と似てますね…!
綺麗な伏線というか設定の回収に、脳が焼かれます。

もう似たような設定はない気もしますが、他にも母親と似ている/似ていない王子がいるか見てみましょう。

家族写真(と謎のおっさん)

第三、第四、第五王妃。あなたの遺伝子は強い。
はっきりと親子ですね。

第一王妃は、ベンジャミン、ハルケンとはっきり親子です。が…。
ツェリードニヒと違いすぎ〜〜!!!
絶対産んでないでしょ!
鼻の感じだと、ツェリとツベッパ(第二王妃第二子)がどこか似ています。
さらにビヨンドの鼻も、ツェリとツベッパと似ている。
まさか…!

第二王妃は、第一子とは顔の形と鼻が同じ。第三子は完全に違う血筋。
ツベッパとも全然血縁を感じないなぁ。

第六、第七王妃は、第一子とは似ていますが、第二子とは全然違う感じがします。髪色も金髪と黒髪とで違うし。
…黒髪といえばビヨンドですね。
まさか…!
(※ホイコーロ王も黒髪です)

ビヨンドがタネを仕込んだとしたら、上位王妃じゃないとリスキーだと思います。20年前からロンギなど詛贄者(ソエモノ)を仕込んだとして、本命の王子の仕込みがここ数年というのはあまりに順序が逆。

総合して考えると、ビヨンド・チルドレンは…、
ツェリードニヒとツベッパ!
お前らじゃ!!

ネテロ会長も鼻梁が通っていましたな

3. クラピカの次の一手は?

船上が巨大な蠱毒の牢獄だと理解したクラピカ。
しかし、それこそに継承戦生き残りの希望が見えると言います。

普通に考えたら、継承戦の舞台である船が壊れるとか、目的地に着いて下船を余儀なくされるとかしたら、この「閉ざされた舞台」は崩れていきそうです。
であるなら、狙いは膠着状態の一層の強化と延長。
第13王子と一生一緒に引きこもり作戦も強そうです。(外側から入れないみたいなので無理ですが)

第二回念講習会では、第2王子配下の呪詛担当がやってきます。目下の注目は、この呪殺をいなせるかどうか。接近されて自殺されたらアウトだし、そもそもクラピカは呪殺を身構えていないので圧倒的不利です。

呪殺担当を跳ね除ける第14王子の念獣が見れるのか。はたまた、除念師が登場して危機を救ってくれるのか。
鬼が出るか蛇が出るか。
第二回講習会の参加者に注目です!



*****


最後までご覧いただきありがとうございました!
私はオンナコドモが活躍するより、心技体が鍛え抜かれた強いオッさんキャラが活躍する方が好きです。ので、第一王子施設兵軍団の軍人大活躍シーンを渇望しています。その方が、リアリティがある様に思える。
今のところは、彼らは噛ませキャラに落ち着きそうです!
活躍してくれ!!



ふだんは毎週水曜日、世界を広げるために記事を書いています。
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misoichi|ライター📝
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