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注意欠如のオタク、台灣に行く。(2)旅の準備、持っていってよかったもの編

どうもこんにちは。

さて、このシリーズはちょっと台灣(以下台湾表記)に行ってみたオタクの記録、4回目である。
私にとって今回の旅行が初めての台湾で、最初から最後まで自分で手配する海外旅行も初めてだった。後の自分への覚書として残しておこうとnoteを書いている。続き物である。毎回似たような書き出しで申し訳ない。

今回は『旅の準備、持っていってよかったもの編』
旅行の楽しさっていうのは現地の楽しさ半分、行くまでのワクワク半分だと思う。実際現地に行ってみると「時間が足りない!体力も…!!」と成りがちだけれど、行く前なら夢は膨らむばかり。
仕事で出張する時とはホテルでの過ごし方も変わるので、結構リサーチするし、それも含めて旅の準備は楽しい。
で、今回のnoteはそんなふうに準備もワクワクしながら過ごした私が、台湾旅行のために用意したものの中で実際に使ってみて「これは持っていって(買って)良かったな〜!」と思えるものをひたすら書いていく。
今回は量が多いので1万文字弱になってしまった。
念の為書いておくと、この台湾旅行は2023年の4月下旬である。

一応前回のnoteはこちら。前回の内容は旅の準備に関する手続き関係のまとめと、その振り返り。

一応、読まれていない方に説明だけしておくと、このnoteのシリーズに出てくるレギュラー登場人物は私と、旅の同行者のMさんの二人。

以下、いつもの自己紹介なので慣れている人は読み飛ばしても大丈夫。はじめましての人はここからどうぞ。

私の名前は三十と書いて「みそ」と読む。普段は普通にそのへんで働きながら、オタクに精を出す元気があったりなかったりしながら生活している。
ADHD、虐待サヴァイバーで複雑性PTSDの診断持ち、通院投薬治療しながら生活している、どこにでもいる成人である。
「いきなりそんな重めの個人情報出されても…」と思われるだろうが、息をするように注意欠如や思考多動のエピソードが出てくるのではじめに書いておく。
あと、こういう人間はどこにでも(言うとか言わないとか外から見てわかりやすいとかわかりにくいとかは人それぞれだけど)いますよ、既にあなたの隣人ですよ、という気持ちも込めて。

旅の基本情報

持って行って良かったものの話をする前に、今回の旅のスタイルに付いて話しておきたい。というのも、何を持っていくのが『良い』のかは、どういう旅をしたいのかによるからだ。
前提条件として、今回の私のスタイルとご自身のしたい旅のスタイルがぜんぜん違う場合は参考にならないだろう。以下をざっくり読んで、「こういう旅行にはあんまり興味ないな……」と思われたなら、違う旅行系noteとかブログなんかを参考にしてほしい。

旅の目的

  • 猫空(台北南東、木柵近くの茶畑がある山岳エリア)で気になっている茶園を訪ねて茶葉を買う

  • 気になっている茶問屋を訪ねて茶葉を買う

  • 街歩きで、現地の人が作った美味しいものをたくさん食べる

  • 台北の問屋街、迪化街で雑貨を買う

  • 散歩

  • 台湾式マッサージを受けたい

  • 市場に行ってみたい

以上、主に『街歩き』がメインの旅行である。宿はわりとラグジュアリーだったのだが、私のスケジュールや予算はラグジュアリーではない。その点、ご留意いただきたい。

街歩きの基本装備

これも前提条件になるかと思うので一応書いておく。

  • Tシャツ+パンツ or Tシャツ+ニットスカート

  • 厚手のシャツ or ジップアップパーカー

  • ブーツ(後述)

  • G-SHOCK

  • ピアス

  • トラベルポーチ(後述)

  • スマホ

  • バックパック

動きやすく、汗をかいても不快にならない、走れることが第一条件。
且つ貴重品が保持でき、体温調節が可能なように組んだ。
気持ち的に休暇なのだからおしゃれしている感も欲しい。そのあたりは化粧とアクセサリで自分の機嫌を取っていくことにした。

持っていって良かったものたち

相変わらず前置きが長いが、ここからが本編。良かったものと、その使い方、ポイントなんかを書いていく。

01.スティック式の日焼け止め(サラサラになるタイプ)

写真右側

私のように街歩きや猫空なんかの茶畑に行きたい人にはとてもおすすめ。博物館や施設訪問がメインなら要らないかもしれない。
特に茶畑訪問は基本的に山の上なので、曇りであっても紫外線が強い。
4月下旬でもなかなかに日差しが強かったので、以降の季節に行く人は持っておいたほうが良い。日焼け止めをホテルで塗っておいても、散策している間に汗で薄まっていく感覚がある。
このタイプはさっと取り出してデコルテや二の腕に塗り足せるのが非常に良かった。手にベタつきが残りにくいので鞄から出し入れするときもあまり気にならない。敏感肌じゃないならほんの少しメントールが入っているものを選ぶと、塗り直しの際も肌のベタつきによる不快感が紛れると思う。

私が買ったのはKOSEのもので、SPF50+ PA++++石鹸で落とせてアレルギーが起きにくい処方、且つウォータープルーフ。うっすらパープルでトーンアップするため首と顔との境目もぼかせる。結構いい値段だなと思いながら買ったが、機能が良かったので満足しているし今後も使い倒す。
それぞれ好きなブランドのスティックタイプを持っていくと良いだろう。

ちなみにこれは搭乗ゲート内の薬局で買った。
機内持ち込み荷物として日焼け止めジェルを原品(160ml)で持って行ってしまい、液体扱いで引っかかって保安検査で没収されたためである。
なお、国際線の機内持ち込み液体は一つに付き100mlまで。内容量ではなく、容器の容量で決まる。

スティックタイプなら没収されるおそれもないし、今後の旅行ではこのタイプを用意しようと思う。
というか、ちゃんと国際線の手荷物基準を読め、私。

02.SOLO・TOURIST/トラベル用ミニ財布

SOLO・TOURISTは旅行用品のブランドで、航空関係者御用達の旅行用品専門店トコー(パスポート申請所の近くに店舗があったりする)でも取り扱いがある。私は東急ハンズの旅行用品コーナーで購入。

この財布はナイロン製で小さく、軽くて水に強い。カードポケットは少しタイトだが、使う時のスピード感より防犯重視という感じでそこも良い。
札入れが2層になっているため、NTD、日本円+レシートと分けて使える。全体的に小さめのつくりなので1,000NTD紙幣や万札はまっすぐ入らないのだが、さほど出番がある紙幣ではないので折って入れれば問題ない。(そもそも私は日本では現金を殆ど使わないので、万札は台湾空港での両替用のみしか持っていなかった。)小銭入れも内側と外側の二箇所にあり、こちらもNTDと日本円で使い分けることが出来る。
サムネイルにもあるように金具(プラスチックだが)も付いているので、ワイヤーなりチェーンなりで防犯力を高める事もできる。
また表にミニポケットが付いていて、取り出しやすいのでここには悠遊カードを入れていた。
色は黒とブルーグレーとグリーンがあり、PORTER風にサラッと持てるのは黒なのだが、私は視認性に頼りまくるADHDなので黒いポーチの中でも見つけやすいよう、グリーンをチョイス。
あまりにも使いやすかったので日本での財布もこれで良いのでは?という気持ちになりかけている。

03.のトラベルポーチに入れていたものたち。右上がミニ財布。

03.スキミング防止機能付き旅行用ポーチ

楽天で送料込み1,000円で買った。『1,000円ポッキリ』というワードを久々に見てむしろ不安になり、ほんとに届くのか?と思いつつ注文したが届いた。但し1週間ほどはかかったので即日発送というのは書いてあっても期待してはいけない。というか、送料込み1,000円のポーチにそこまで求めるな。

パスポートと財布、ホテルのカードキー、モバイルバッテリーがメインの貴重品なので、身につけつつ、スキミング防止機能があるものとして選んだ。
サイト写真ではわかりにくいが、ベルト部分は幅広ゴムなので若干の安っぽさと、中に容れるものの重さによっては伸び易さがある。でもこれ2回めだけど、送料込み1,000円のプロダクトなので、消耗品ぐらいの気持ちで買うのが良いと思う。
フロントポケットにはケーブル用の穴が空いていて、ここからモバイルバッテリーとスマホを繋いでいつでも充電できた。ちょっと点滴っぽい絵面である。

ポーチ裏側にも深めのポケットが有り、ここにはバウチャー関係や保険の控えを入れておけて重宝した。
ほかにも写真に撮り忘れたけど、現地SIMと入れ替えた日本用のSIMもジッパーバックに入れて(後述)このポーチに入れていた。これは持ち歩きたかったからというより、どこにしまったか忘れるADHDあるあるの予防である。

服との相性があるので甘めの服が着たいなという人には向かないけど、Tシャツと+ジャケット程度の軽装でアクティブに動きたい人にはおすすめ。
私は前側にポーチが来るように斜めがけしていた。
ここ何年か太ベルトがついたショートジャケットなんかが流行っているし、スポーティーな感じで違和感はなかった。
貴重品はこのポーチで肌身離さず、デイバッグをもう一つ持ち歩いていて、常備薬小物や買ったものはそちらに入れて散策した。

04.ショルダーストラップ付きスマホケース

ポーチは薄くしておきたいし、たくさん写真を撮りたい。なんならTwitterで実況もしたいし、友達に旅先の様子をLINEもしたい。なによりマップを見たり乗り換え確認をしたりでスマホをとてもよく使う。

ポケットやバッグなどからの出し入れ動作が無く、またわざわざ手に持っていなくても紛失しない。これははかなり大きかった。
ADHDの注意欠如は過集中と隣合わせというか表裏一体の体感があって、何かに夢中になっていると忘れ物や落とし物をしがち。旅行先の不意の行動でうっかり手元から離し、それ以降どこに置いたのかわからない……というストレスから開放されて、インバウンドの人たちがやたらショルダーストラップを付けている気持ちを理解した。超便利だこれ。
普段自宅でスマホを見失いまくっているタイプの人には大変おすすめ。

05.無印良品/虫除けシート

写真左側

山地の茶畑や茶館に行きたい人におすすめ。街歩きでもテイクアウトで小吃(おやつ)を買って、公園でちょっと食べたい…みたいな時に大変良い。
虫除け効果があるエッセンシャルオイルとエタノールが染み込ませてあるウェットシートで、手を拭いたりしても問題ない。
アウトドアスプレーも持っていったけれど、このシートがかなり優秀でスプレーは結局一度も使わなかった。
私はかなり蚊に刺されやすい体質なのだが、猫空も雨季の台北もこのシートでさっと肌を拭くだけで、スカートを履いていても平気だった。虫除け系にありがちな独特の肌のキシみも少ない印象。
液体とカウントされないので飛行機の手荷物でも安心。
割とガンガン使うので、4日以上滞在するなら2パック持っていってもいいなと考えている。

06.クリーム用詰替容器

100均で3個入108円のもの。いずれも化粧品の詰替えに使用した。
うち2つは基礎化粧のジェルとワセリンに使用。使用予定回数+2回分を容れて持っていき、使い切って捨てて帰る。
残りの1つは洗浄消毒だけした空の状態で持っていき、リキッドファンデのサンプルを現地で詰め替えて使用。

ホテルで詰め替えた様子。スクリュー式のキャップの方が液漏れしにくい。

私はシュウウエムラのリキッドを愛用しているが、シュウウエムラはクレンジングオイルを買うたびにサンプルを付けてくれるので短期の出張や旅行のときに消費することにしている。サンプルなのだが量が多めで、高温多湿の環境ではファンデーションを塗る量自体が少ないのでサンプル一つで4日分ほどになる。(スパチュラの変わりに綿棒を持っていく。)パッケージそのままでは流石に不具合があるので現地ホテルでこのケースに詰め替えて、消費して捨てて帰る。
ケースを使い捨てするのはSDGs的には良くないなと思うものの、ペットボトル飲料を買う頻度が少ないとか、他のことで頑張るので許されたいな…と、図々しく思っている。

07.ELECOM/モバイルバッテリー

安定のエレコム。薄くて軽い。5000mAh以上で店頭で一番軽いものを買った。公式パッケージにはスマホ1.6回分フル充電可能とあるが、0%になるまで放って置くこと自体が少ないので体感的には2回分ぐらいの容量。
このシリーズは色展開がいくつかあり、私のは推しのメンカラーで選んだ。
自分の機嫌を細かく取っていくスタイル。
大きさに関してはミニ財布とポーチの写真参照。

08.バスタオル+フェイスタオル1枚ずつ

ホテルに足りなかったときのためと、ひょっとして割れ物を買って帰るかも知れないと思い持っていった。案の定台湾でそこそこ大きめの籠を購入し、タオルで保護してトランクに入れられて帰った。なお私のトランクは容量70L前後、荷物は半分に納めてもう半分はお土産用に空けて行った。

フェイスタオルは無印の片面パイル地の薄いやつ。

これは長さがあって髪に巻きつけるのにいいし、片面パイルなのでものすごく乾くのが早い。すぐ乾くから部屋干しでも臭くならないし、普通のタオルよりかさばらず、普段の出張にも重宝しているもの。
雨に振られたときもホテルに一枚タオルが余分にあると安心感がある。

09.中国茶セット

中国茶が趣味のオタクなので台湾では絶対に茶葉を買いたいと思っていた。
せっかくなら買った茶葉を現地の水で淹れて飲みたかったので、蓋碗と茶杯、茶海と布巾一式をポーチに入れて持っていくことに。
これは出張や野点で飲みたい時用に私が組んでいるセットで、機会があればまた詳しくnoteを書こうと思う。

出張や旅行にはこのセットに+茶葉を数種類持っていくが、今回の場合茶葉は現地調達。
私もMさんも台湾で茶葉をいくつか購入したので毎晩ホテルでお茶を淹れて飲んでいた。

ホテルでの夜お茶。この時飲んでいたのは猫空の茶園で買ってきた正欉鐵観音。

私にとって中国茶は香りをきくもので、意識を集中してお茶を飲む時間は自分の気持をフラットに持っていってくれる作用がある。嗅覚を研ぎ澄ますお茶には『現在に照準を合わせる』効果があると思う。心理学で言うマインドフルネスである。

余談だが、早稲田の中国茶のお店『甘露』さんが出した『はじめての中国茶とおやつ』という本を帰国後読んだところ、旅行用茶器の紹介があった。
中国茶沼の人間、やっぱり茶器を持ち歩きたいんだなとニンマリ。

持ち運びできる中国茶器のセットはかわいらしい専用のポーチ付きなど、台湾の茶器専門店でも見つけることができる。持っていかずにお気に入りを現地で調達するというのも一興。

10.マスキングテープ+油性サインペン

お土産の仕分けやお茶のパッケージへのメモにあると少し便利。複数人で行くなら買ったものを小分けにするのもいいだろう。

11.無印良品/養生テープ 小巻タイプ

ミニサイズの養生テープ。養生テープというのは手できれいにちぎれる梱包用ナイロンテープのことで、布や紙のガムテープに比べてのりの跡が残りにくい。サイズ的には一般的なマスキングテープの、テープ幅が倍になったぐらい。
この無印の養生テープはかなり旅行向きだと思う。割高だけどコンパクトで厚手、強粘着。旅慣れている人のライフハックで、布ガムテープの芯を抜いて平らに潰して持っていくという技があるが、そこまではしなくていいな…ちょっとめんどいな…という時にちょうどよい。
マニアックな養生テープ大好き人間の話で申し訳ないが、品質的にはほぼほぼパイオランの強粘着クリアの半幅である。
ホテルで開封した茶葉の袋を閉じておくのに便利だったし、小さいのでひとつ荷物の隙間に入れておくと良い。

12.耐水の靴

雨季に入った台湾(4月下旬〜7月上旬)の「突然の雨」はガチのスコールである。近年の日本も真夏のスコールはえげつないが、ほぼほぼアレがそのままと思って相違ない。
雨が降ったからといって滞在日程が限られた中では出かけないわけにもいかない。むろん、傘を差していてもなかなかに濡れる。
肌が濡れて体温が下がると旅のテンションも一気に下がるので、脚元が濡れにくい靴があったほうが良い。特に台北市内は公共交通の空調がかなり強く、クーラーがガンガンに効いているので、濡れたまま移動すると体調にも不具合が出る。

私が長年愛用しているのはKEENのチェルシー。雪山仕様の防水ブーツだ。防水だけど全面ヌバックレザーなので適度な通気性があり、湿気がこもりにくい。また中敷きが分厚いウールで指先が冷えにくく、ソールが厚めで疲れにくい。
豪雨だろうがびくともしないし、泥がはねてもブラッシングしてやればOKで、メンテナンスも気楽。
上記のリンクはメンズだがレディースもある。(ただしレディースはソールがグレーでダサいのでこのシリーズを愛用している人間には評判が悪く、メンズの25が争奪戦になっている)
基本的に私はどこに行くにもこのブーツ+VIVAのビーチサンダル。

写真左のブーツを履いて、トランクには右側のサンダルと脱臭剤のみ。

このビーチサンダルはEVA素材で軽くて歩きやすいし、薄いのでトランクの隙間に詰められる。
現地に行ってみてホテルにルームシューズが無い時にも重宝するし、その場合バスルームから出て濡れたままの脚で履いたりもできるのでビーチサンダルは楽で良い。

あとは旅行先でちょっと良いお店に行きたいかどうかでドレスシューズ的なものを足すかどうか。私の旅行ではあまりかしこまった場所に行かない事が多いので基本的には2足。

12.靴用脱湿剤

私のは100均の炭入りのもの。スコールで靴が濡れたりして靴の中が蒸れたりしても、ブーツの中に突っ込んでおけば翌朝カラッと履けて快適。
ワンセットは入れておくといい。色んなタイプのものがあるが、シリカゲルタイプよりも炭タイプの方が荷物が軽く済むし、脱臭効果も見込めておすすめ。

13.手ぬぐい、ハンドタオル

これもスコール対策。スコールにぶち当たってしまうと華奢なハンカチでは到底太刀打ち出来ない。
手ぬぐいは薄いから濡れたり洗ってもすぐ乾くし、畳めば厚みがでて吸水性が上がる。
ハンドタオルは濡れて冷えた手足に使ってもヒヤっとしにくく、体温が奪われる不快さがかなり少ない。
もしこれらを持っていくのを忘れたら、台北市内にはやたらとファミリーマートがあるのでファミマで今治タオルのハンドタオルを買うと良い。
今治タオルのハンドタオルはかなり優秀。実際私が持っていったハンドタオルはファミマで買ったものである。

14.紀伊國屋/スライドジッパーバッグ

このジッパーバッグをずっと推している。旅行にしろ出張にしろ、遠征のパッキングにめちゃくちゃ使う。ポーチよりもかさばらないし、クリアなので何が入っているのかすぐに分かる。マチ付きなのもいいし、液体が入ったボトルを入れるのにも安心感がある。液体の入った容器を入れる場合はマステで留め具の手前を留めておくこと。これで留め具が動かなくなるので、万が一内部が液漏れしてしまっても心配ない。
機能的にはジップロックでも良いのだけど、ジップロックより透明性が高いのと、サイズ感のちょうど良さが他にない感じ。
色んなサイズがあるが旅行の時に重宝するのは一番小さい紫とその上の青、もう一つ上の横長のオレンジのサイズ。

この他にも歯磨きセットを入れるのに横長の黄色タイプを使用。

少し厚手のビニール製なので触っている時にガサガサうるさくないのもいい。同室の人間がいる時、大きな物音を立てて振る舞うのは気がとがめるので。

ただ、このジップバック、関東というか、東京近郊にしか売っていないので(多分)そこがネックではある。

15.色付きのミニごみ袋ロール

これは本当に用意していってよかった。100均で3つセットで売っていたもの。一緒にケースなんかも売っていたけどかさばるだけなので私は単体で1ロールだけ持っていった。

手のひらサイズでとても小さい。袋の大きさはA4サイズぐらい。

虫除けシートの項目でも話したが、出先で饅頭とかアイスとか、ちょっとした小吃を買って、天気もいいし公園で食べたい…でも…ゴミ箱無いな??みたいなときもこれがあるとかなり気が楽。
一袋ずつ切り込みが入っているので、一袋取ってゴミを捨て、潰して小さくしてから口を縛っておけば、とりあえずカバンの中に放り込んでも液漏れしたり鞄の中が汚れたり匂いがつく心配もない。気兼ねなく買い食いに精を出せる。
ゴミ捨て問題、旅先では頻出するけど忘れがちだと思う。マイゴミ袋、めっちゃ良い、おすすめ。

16.長袖パーカー

前述したが公共交通と施設内の空調が本当に強い。私は空調に弱いタイプで、なおかつ極度の冷え性なので基本的には羽織っていた。季節外れでは?と思っても、冷え性の人は少し厚めのものがあると良いと思う。

17.無印良品/たためる仕分けケース

無くてもいいけどあると意外と便利だなと思ったのがこれ。2層に分けられるので上段に下着と靴下、下段にTシャツとボトムスを入れた。
わたしはホテルに付いた瞬間にトランクから荷物を全部出したいタイプ(しまい込んでいると存在ごと忘れるADHDあるある)なのだが、今回宿泊した部屋にはクローゼットに引き出しがあったので、このケースごとトランクから入れ替えて服の移動はおわり。
不思議なことにそのままトランクに入れるよりも服にシワがつきにくいようで、Tシャツもきれいな状態でキープされていて、ストレスフリーだった。

18.冬用パジャマのズボン

空調に弱いのでホテルの空調も体に合わないことがある。とはいえ極度の冷え性だからと室温を高めに設定すると、うっかり寝ている間に熱中症になってしまったり……。
実は自宅にいるときも同じで、盆地の京都に住んでいるため夏の暑さと言ったらない。熱中症で病院送りになった経験もあるので、暑い日は大人しくクーラーをつけて、着るもので調節するようにしている。
そのため私は夏でもボトムスだけはフリースの温かいパンツを履いている。
同じものを出張や旅行にも持っていく。

睡眠の質は体力回復にかなり重要で、宿屋で寝たところで眠りが浅いと回復出来ないのだ。上は適当なTシャツで良いがボトムスだけは冷えないようにする。

まとめ

以上が私の台湾旅行に持っていって良かったものたちだ。
ちなみに私の荷物に無印が多いのは無印に行くとたいていの物が揃うから。
もともと出不精なうえに仕事が忙しかったりすると一日13時間とかを労働に費やしていて、そもそも店が空いている時間に体が自由にならない。
少ない時間をやりくりして色んな店に買い物にいくのは億劫だし、年々体力が下がっているので、旅の準備といえば無印に行くことが多い。
かくして今回の旅の準備もやたら無印の物が多い。ほか、100均は消耗品に優れている。使わなかったけれど圧縮袋も一応100均で購入した。

その他、今回忘れてしまったけれど持っていけばよかったと思っているのは帽子類だ。日差しが強いのでキャップかバケットハットがいいと思う。

何かしら参考になると嬉しい。
次回は(3)「ざっくりとした旅日記と、入れてよかったアプリ編」をなんとなく予定。

今回の旅でのはしゃぎっぷりはTwitterやInstagramにアップしている。興味があったらプロフィール欄にリンクがあるので覗いてみてほしい。

ではまた、下次見 Xià cì jiàn!

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