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コロナ禍で起こった会食恐怖
またまた夜の更新です。
今回は、コロナ禍で人間関係の築き方が変わった結果、会食恐怖になった、という話です。
リモートな日々での人間関係
新卒の私は、有難いことにほぼ毎日リモートワークで仕事をしています。
HSP気味な私にとっては、周りの環境に左右されずに仕事ができるというメリットがあります。
一方、人間関係を築くのが苦手な私にとっては、オンラインでのコミュニケーションは、どうしても何か壁のようなものを感じてしまうばかりでした。
人付き合いが苦手な私だけれど、まだ直接のコミュニケーションの方が良いみたいで、なんだかこのままで大丈夫だろうか?と不安になるばかり。
食事中、箸が進まない
そのような中、せっかくだし同期でご飯に行こう!という流れになり、
やっと直接話せる!と楽しみにしながら当日を迎えたわけなのですが。
その場に行くとなぜか箸が進まず、手も若干震えちゃうし、なんだか内心パニックになってしまいました。
リモートワークだからこそ起こった出来事
結論から言うと、私の場合、食事をするのはある程度の仲でないと楽しくできないタイプだったみたいです。
過去を思い返してみると、友達になってご飯に行くにしても、例えば授業の合間とか通学の時に色々話してお互いのことを知って、その上でのご飯だったわけです。(※私の場合)
もちろんリモートでも会話はするのですが、仕事中ですしそこまで個人のことを知る会話はできません。休み時間に誰かとなんとなく話すなんてことも、できません。
結果、顔を知っているけれど、ほぼ初対面の状態でご飯することになり、相手がどういう人か分からないため不安になったのです。
たぶん、他の同期にとっては、このご飯を通してお互いのことを知っていこう!というスタンスだったのだと思うのですが、
私の場合は、その前にいくつかステップが必要だったみたいです。いやあ、私繊細すぎるなあ、でもまあそれが私だもんなあ。
とにかく会話に集中する
箸が勝手に震えつつも、よく考えたら、私は同期と交流するためにこの場に来たわけです。
箸が震えるのは、この場にいる人たちのことを良く知らないから。だったら今、会話を重ねて、親しくなれば大丈夫。
元々私は、何か予期せぬことが起こると視野が狭くなり、意識が内に籠る性質がある。今回もこれと同じやつだ、ということを何とかその時に気づくことが出来たので、
とにかく会話に集中して、その場を楽しむことを第一に考えるように意識しました。
食事に手を付けられるようになったのは、乾杯の後の30分後ぐらいだったかもしれませんが、その後は食事も楽しみつつ、同期と交流することができました。
今後もコロナ禍は続く?
にしても、直接コミュニケーションできない中仕事をするのは、やはりしんどい。
でも相変わらずコロナはあるし、リモートワークは今後も日常になっていく。
その中で人間関係を築いていかなければならないわけです。
相変わらず人間関係の構築も下手だし、繊細だし、なんだか嫌になりかける自分ではあります。
けれどこれは他人の目を気にしすぎている自分自身が引き起こしているものでもあり、
最近思うのは、人はそれほど他人の細かな部分を気にしないし、社会はその辺りに対しては割と寛容なんです。
コロナ禍じゃなかったら経験しなかったかもしれない会食恐怖症ですが、ポジティブに考えれば、
それをきっかけに、より「生きやすい」考え方を得る気づきに繋がったわけです。
コロナ前と後では、なんだか自分自身としては、大きな成長ができているなと思うんです。
きっとまた、もしかしたら食事中に手が震えちゃうかもしれないけれど、そんな緊張もバネにする気持ちで、
とにかく自分のことを自分で認めてあげて、良いように生かしていけたら嬉しいなと思います。