突然やってくるNi-Tiループ、パニック(infjの悩み)
毎日正常に生きれているようで、ふとした隙にどうしようもなく生きづらさを感じてしまうことがある。
最近は開き直って、これはinfjだからなのだ、と思ってとりあえずクールダウンさせて、そこから何とか改善策を考えたりする。
自分を知るために始めたこのnoteも、唐突やってくる「悪い状態」(=Ni-Tiループ)のときは、自分が記事に書いたことと矛盾してしまう時も多々あり、虚しさを感じる。でも「悪い状態」なんだから、そうなるのもまあ仕方ないよね。
視野が狭くなる感覚
ふと唐突にやってくるソレは、後から思い出してみると、ああ視野が狭くなってるなー、気にしすぎだなーというものだったりする。
だが久々に「悪い状態」になったので筆を取ったのだが、その状態の時は、基本的には内心パニック、ただそれだけがあって、客観視とかそんな冷静な判断でさえ出来なかった。虚しくも、私は何も出来なかったのだ。
Ni-Tiループとは
まず一応、この言葉の定義をしめすと以下になる。
一人で考えて、不安や恐怖を増幅させ、実際にその影響をもろに受け、精神的なダメージを被ってしまうことがある(https://wikiwiki.jp/16types/Ni-Tiループ)
一人であれやこれやと思い悩んだり、色んな要因が重なって、より内に籠るようになったり、内心パニックになる、やけに緊張してしまう、そういう状態である。
今回のループの要因
冷静さを取り戻したならば、今回Ni-Tiループが起こってしまった要因と思われるものを、時系列順に、かつそこから受けたストレスの強さも添えて書いてみると良い(5段階評価で5が一番強い、としてみる)。
1は○○でレベルは3、というような形だ。
書いてみると、例えば観た映画が思ったよりショッキングだったために、その後の行動が上手くいかなくなったなとか、
長すぎる時間人と接して疲れたからこうなったんだなとか、Ni-Tiループの原因が見えてくるだろう。
この言語化の作業は、infjの別の強みである洞察力、直感力などの強さが生かされる作業でもある。また他者を救うことを意識しがちなinfjだが、この書き出しは紛れもなく自分を救うことなるのである。
それぞれへの対処法、受け止め方
列記した上で、それぞれどうその感情と向き合うか、書いてみる。
例えば今回の私は、たまたま観た映画の流血シーンが多く、また人が亡くなる描写も多く、それを自分事のように追体験してしまったことが最大の原因だった。書くとしたら以下のようになるだろう。
人が多く亡くなる映画だったので、共感性の強いinfjが強いショックを受けるのは自然なことである。なので無理はない。今回の映画はフィクションだからひとまずあんまり深追いする必要はない。あくまでワンシーンの描写。それよりも、他にあった素敵なシーンを思い出そう。
これを書く時は、とにかく自分を否定しないこと、優しく自分と接してあげる。その中でNi-Tiループが起こらないような考え方(つまり「翻訳」のようなこと)を加えて書くと、ループが起こってしまった思考から脱する手助けになるし、再発防止にもなる。
言語化の大切さ
別の記事でも書いた気がするが、やはり「悪い状態」から脱するためには、とりあえず言語化しておいて損は無さそうだ。まあ、実際そのループにいる時は、そんな余裕も無いのだが。
感性の強いinfjは、その強さのあまり、感覚や感性が先行し、言語化やその理由が追いつかないこともしばしば。
Ni-Tiループだけではなく、様々なことに対しても、言語化する癖は付けておいて損は無いかもしれない。例えば、この絵画、なんか惹かれるな→具体的には〜というように、感性を受けた上で、その後に論理やら言語が続いたら、たぶんinfjとしてだいぶ強みになる。感性を言語化するのはだいぶ難しいものだけどね。
言語化を重ねていけば、またループが起きても、ショッキングな映像はやはりダメだなとか、疲れてる時はなりやすいなとか、自己理解と再発防止に繋がる。
ループ期間の長短
と、今回の私の「悪い状態」は短い時間で終わったが、時にそのループはその名の通り、ループしまくり、長期化することもある。
参考程度に、私が長期化した時は以下のような状況であった。
・ひとつひとつのストレスは小さいが、それが常に蓄積される状態(≒救いようのない状態)
・自分の強みが生かされない環境(人間関係、仕事内容が合ってないなど)
・強すぎるストレス(疲労が続く、または他者から被ったものなど。強すぎるとひとつの原因でも長期化する)
・とにかく理解されない時
など。
このループの怖いところは、自分が合ってると思ってたり、目標としていた環境でも、原因が重なれば自ずと起こってしまうことだ。infjだと、夢を追いすぎて周りが見えなくなるほど努力しすぎてキツくなる、といった経験は割とあるのではないだろうか。
どの人にも恐らく当てはまることだが、やりたいことがあったとしても、環境をよく見極めることは重要なのであろう(まあ、ホワイトかと思って入社したらブラック企業だった、みたいな話とも似ているかもしれない)。また、そういうループにハマってしまった時には、なるべくループしまくる前に、そこから速やかに脱するか、改善策を投じることが、大切なのだ。
とにかく、Ni-Tiループには、それぞれ長いものも短いものもある、そして長く続くようだったら何かしら環境を変えるなり、対策を打つ必要がある、これらのことを認識しているだけでも、だいぶ救いになる。
まとめ
Ni-Tiループはinfj特有の事象かもしれないが、こういった「悪い状態」に置かれてしまった時は、後からでもいいので言語化すると救いになる。
また、「悪い状態」にいる自分も紛れもなく自分なので、否定せず、肯定してあげる。
このようなNi-Tiループの特徴を自分なりに知っておくと、自己理解にも繋がる。それは、自分の強みが生かせるような、居心地の良い環境を整えることへのヒントになったり、ストレスレスな時間を増やすことへ繋がっていく。
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