木桶で地球温暖化防止に貢献!
こんにちは、みそソムリエakikoです。
今日も秋田杉の産地、秋田県大館市より味噌を通じて木桶の魅力を考察していきたいと思います。
今日は木桶で地球温暖化防止に貢献!だなんて、えらい大層なテーマで。笑
単純なところで、プラスチックと木の違いとは。
そう、まずは単純にプラスチックとはどんなもので、木とはどんなものなのか。小学生でもわかる入口から改めて。
<プラスチックの桶>
加工が容易でお手入れも楽。今やプラスチックなしの生活は考えられない。
しかし、人間が作った合成高分子であることには常に留意しなければならず、環境や人体への影響に注意しながら使っていかなければならない。
そしてその影響は未来の人間にしかわからない。
<木の桶>
木は樹木が作り出した高分子。ほっとけば腐る、すなわち生分解性を持っている。古来より人々は木でいろいろな道具を作ってきた。
環境や人体への影響がないことは歴史が証明している。
今、地球温暖化に果たす森林の役割が期待されているが、二酸化炭素の吸収は樹木が若い時に旺盛であり、老齢木では呼吸による二酸化炭素の放出が吸収を上回るようになる。
日本の杉のような人口林は適切な管理をしなければその森林は荒廃する。
「樹を植えて、育てて、木材を使って、樹を植える」というサイクルが不可欠である。
木製みそ桶には以前吸収した炭素が貯留されているのである。
これを出来るだけ長く使うことは、地球温暖化に貢献しているのである。
(↑の書籍より、松村順司氏の文章を引用)
小さなことから始めるなら、大好きなお味噌で!
SDGsやエシカルやフェーズフリー、世の中は地球の100年先を見据えたワードであふれています。
あれもこれもどれも大切。ほんと、そう思います。
でも、私のような人にできることって、とっても小さなことしか。。。
だったら、大好きなお味噌を通じて、地域の皆さん、全国の皆さんとご一緒に!というのが、私からのご提案です。
木桶を使うことで、森林リサイクルに貢献し、二酸化炭素量の調節に貢献できる上に、昔ながらの本物の美味しい手前味噌が作れるなんて!
もはや素敵なことしかないじゃありませんか!!(笑)
海外の方に日本の桶などの道具がウケているのは、
このような地球規模での環境貢献にもつながる側面を持ち合わせているからかも知れませんね。
今日は大館市の図書館にある本も参考にしながら。
こちら、面白いです。読みやすいですし!
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