「女はね、自分が出来なかった事をした女が1番嫌いなの」
映画「昼顔」の中のセリフです。
見たことない方は話が見えないかと思いますが、黒沢あすかさん演じる紗和のバイト先の先輩・キヌエさんが紗和の浴衣を着付けながら言うんです。このシーンでの解釈としては、自分も昔旦那以外の男性を好きになった事があるけど、そこには踏み込めなかった。だけど紗和は「不倫」というその一線に踏み込んだ。
自分は出来なかったのに、その人はやってのけた。そんなところへの人間的な感情を訴えているわけです。
「女はね、自分が出来なかったことをした女が1番嫌いなの」