no title:20070327
いつのまにか
文明は発達し
いつのまにか
世界は閉じてった
私を置いて
私はどこにも属さず
気付いたら宙に浮いていて
周りにはもう
誰もいなかった
独りで生きていくべきだったのかもしれない
誰とも関わらずに
誰も信じずに
なのに
あなたが近くに見えた途端
急にみんなの仲間になれる気がして
あなたの手をとった
幸せを感じた
でも私は
大切にしたい友達の話を聞くことも
あなたの声に応じることも
人より二歩も三歩も後からでしか
できなくて
そんな私でも
誰かの役に 立ってますか