no title:20070616
心をどこかに置いてきた
そんな気がする
声をひそめて泣くことで
小説の主人公に自分を重ね合わせることで
今日見た青い空でさえ
きれいに思い出すことができない
いつだって
今にも溢れ出しそうな気持ちにフタをして
笑ってる
楽しくなかった訳じゃないのに
一人になった途端
それまでの行為から
私の笑顔は消えて無くなる
笑ってたことが嘘みたいに
感じられる
そんな毎日を 繰り返しています
泣きながら小説を開き
それでも心が乱れてうるさいときは
あなたのことだけを考えて
目をぎゅっとつ