南インドへの旅②
ベンガルールからマイソールへ(2日目)
7月6日(日)
朝、7時起床。
部屋の窓から、通りの様子が見える。
2人乗りは当たり前、3人乗りのバイクに行きかうオートリキシャ・・・
わーい、私、インドにいる!
身支度や荷物をまとめ、
8時過ぎにさっちゃんとホテルの朝食会場へ。
サンジブさん(同行ガイド)からもらった食事アドバイス
・ミネラルウォーターを買う際は、蓋がちゃんと締まっているかを必ず確認する。
・ホテルのレストランや部屋にある浄化した水(purified water)は
場合によって、あたることもあるので、飲まないほうが安全
・ホテルレストランで出るサラダも衛生上、不安があるから食べないほうがよい。果物は大丈夫。
・町のレストランなども衛生状態は不安あり。油っこいものもあたりやすいし、飲み物の氷も不安があるので避ける。
など・・・だったかな。
ホテルの朝食バイキング(ベンガルール)
初めての南インド料理バイキング。
南インドを代表する料理というマサラドーサは個別で注文するシステム。
さっちゃんが注文してくれた。
「ドーサ」とは石臼でひいた米と豆とスパイスを一晩発酵させて鉄板のうえで薄く焼きあげたものなのだとか。
それに「マサラ」となる少しスパイスがはいったポテトが巻かれて、白いお皿にのせられ、上品に登場した。
お好みでココナッツチャツネや季節野菜のチャツネをつけたり、サンバール(豆と野菜の酸味のあるカレー)と一緒に食べたりするんだそうなを
さっちゃんが半分に取り分けてくれ、二人で半分ずつ頂く。
ドーサは香ばしくて、美味しかった。
豆と米粉でできた蒸しパン「イドリ」も挑戦してみる。
くせはなく、食べやすい。まさに米粉の蒸しパンだな。
サラダは衛生上、あきらめて、果物を取る。
カットされた果物の衛生状態は大丈夫なのか・・・と心配もあったが、ま、食べちゃった。生の食材を身体が欲してた。(これは、問題なかった。)
フルーツジュースは、味見程度に。
肉類は、チキンのみ。
インドでは、牛はヒンドゥー教のシヴァ神が乗る神聖な動物とされているため、牛を殺すことも食べることも禁忌。
豚は宗教的な理由ではないが不浄な動物という意識が浸透されているそうで、食べないとのこと。
とりあえず、辛すぎて食べられないということもなく、何とか10日間過ごせそうかなと、まずは一安心。
両替
ホテルのロビーに両替商のインド人親子が来てくれ、両替開始。
ずらずらと並んでの両替タイムとなった。
前の人たちの話からレートはそれほど良くないと聞いたが、
インドでクレジットカードがどこまで使えるかも不安だし、
オプションなども現金払いのため、とりあえず2万円両替した。
私のイメージとしては、2万円⇒10000ルピー以上かなぁ・・・のとこ、
2万円⇒9600ルピー
敗れたお札や枚数が正しいか、一通り確認して、終了。
(インドでは、破れたお札、汚れたお札は基本通用しない。
そのため、外国人観光客には巧みに破れてたり、汚れたお札が巧みに渡されることがあるそうな。)
ベンガルールでプチ散策
朝食、両替後、さっちゃんとホテルの周りをプチ散策した。
朝から賑わうインドのファーストフード的なお店や町の屋台風のお店。
果物をたくさん乗せた台車を押すインドの女性、その間を縫うように
走るバイク、車、オートリキシャ・・・
一本横道に入ると、現地の人の生活感が感じられて、面白い。
バイク、洗濯屋さん、生活雑貨やなどなど。
道脇にはゴミがたくさん落ちていた。
(でも、ベンガルールはとてもきれいな街のほうだとか。)
少し散策後、ホテルへ戻り、11時のマイソールへの出発に備える。
マイソールへ出発
観光バスは運転席と乗車席が完全に扉で分離されている。
エアコンはかなり効いている。吹き出し口の調整が微妙。
持参したパシュミナが活躍してくれた。
バスから見える景色を眺めているだけでも新鮮で楽しい。
途中、給油スタンドでトイレ休憩。
みんなトイレットペーパーを片手に向かう。
(インドの人から見たら、奇異な風景なんだろうな・・・)
先に使った人から、トイレの厳しい状態を聞き、ここでは使うのをやめる。
スタンドの脇では地元の人たちなのか、おそらく一般の人と思われる方が外カラオケ状態で気持ちよさそうに熱唱していた。
スタンドの横にはちょっとした売店やらホテルなのか、おやつやら
アイスクリームを売ってるコーナーあり。
ケン先生お勧めのアイス MATCAKULFIを周りの人たちが購入していたのにつられ、買ってみた。
サフラン、ピスタチオとアーモンド入りの小さな壺入りアイス。
濃厚なアイスクリームといった感じ。美味しかった♪
箱の中には、銀色の使い捨てスプーン入り。
スプーン入りなのも、珍しい。
パッケージも可愛らしく、たくさんの人たちが買っていた。
移動中、さっちゃんがグーグルマップでここは、観光地らしい・・・と途中経過を教えてくれる。
いやはや、現在地が分かるって便利。心強い友達にも感謝💛
マイソール ホテル到着(Regenta Central Herald Mysore)
ベンガルール~3時間以上かかって
Regenta Central Herald Mysore ホテルに到着。
2階までが吹き抜けでシンプルながらおしゃれなロビー。
ウエルカムドリンク、ウエルカムビンディを額に付けていただく。
とりあえず、記念撮影。
カードキーが配られる。
滞在日数も長いので、鍵をもう一つフロントにもらえるように依頼する。
603ルームへ移動。
リゾート感のある、お部屋で必要な物はきちんと揃っていた。
なにより、水道から出る水が透明ですごくほっとした。
(もちろん、飲めないが)
お風呂のシャワーもきちんとお湯が出るし、とりあえず、快適に滞在できそうでほっと一安心。
6階の最上階のせいか、マイスールの街並みが良く見渡せ、電車が走る様子も見える。
ヤシの木も見えるし、緑がたくさん・・・。見晴らしはとってもよい。窓を開くと、涼しい空気が入ってきて、心地よい。
いよいよアシュタンガヨガのJPYシャラ(練習場)へ
午後は、明日からお世話になるJPYシャラへ挨拶と事務手続きのため、
全員でバス移動する。
ホテルからバスで10分程度移動、そこから数分歩いてオールドシャラへと到着。
立派な邸宅が並ぶ中にシャラはあった。
シャラは白い建物で深みのある木の大きな扉が印象的だった。
観葉植物がたくさん置かれ、敷地内にはヤシの木も・・・。
緑あふれた居心地のよい空間。
サラスワティ先生がお見えになり、
ケン先生がサラスワティ先生にひざまづいて、ご挨拶をされ、
それに対してサラスワティ先生が胸に手を当て、微笑まれる姿が
なんとも自然で素敵で印象的だった。
御年83歳になられるサラスワティ先生は、慈愛に満ちた笑顔が素敵で
参加者との記念撮影も快く応じてくださっていました。
私も便乗して、撮影させていただく。
この日は、特別に写真撮影許可でシャラの中で自由に撮影することが許されました。
実は、今回のツアーに合わせて、片岡真理子先生が事前にシャラに入り、
我々が気持ちよく過ごせるように前日から6時間以上かけて
お掃除してくださって、準備をしてくださったそうです。
今回のツアーは、ケン先生始め、たくさんの方々の温かい心遣いが
尽くされていて、唯一無二のツアーなのだと有難みを感じました。
また、同じ参加者でもアシュタンガヨガを長年されてきた皆様たちは、
感無量で涙を流される方も多し。
真摯にアシュタンガヨガに打ち込んでこられたからこその感動なのだと感じる。
同じ景色を前にしても、見えている世界は違う。
私のようなアシュタンギでなくても、温かく受け入れて頂けたことに
改めて感謝の念が湧いてくる。
私なりにここでヨガを練習させていただく時間を大切に過ごそうと
思った。
マイソール散策
挨拶を済ませた後は、シャラの周りの街並みを自由散策。
私とさっちゃんは、同TTCのさきちゃんがお勧めしてくれたお店を探したり、アーユルヴェーダの薬局や雑貨屋さん、街並みを歩きながら楽しんだ。
薬局では、ウコンクリームが大人気でこぞって購入していた。
私も便乗して、購入した。
雑貨屋でビンディシールを見つけ、娘へのプチ土産に購入。
ホテルに戻ったあとは、夕食を頂き、部屋に戻って、お風呂に洗濯をすませ、床につく。
今日も長い一日だった・・・。
明日はホテルを5時半に出て、いよいよレッスン開始。
明日の初日は、レッドクラスだ!
おやすみなさい。