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絵描きの実力はいいねやRT数なのか
近頃、株式会社サイバーコネクトツーの松山社長が、昨日3日前にツイートした、このツイートが話題を呼んでいます。
絵を描いている人へ。
— 松山洋@サイバーコネクトツー (@PIROSHI_CC2) May 2, 2019
このまま絵を描き続けていればいつか上手くなってそのうち誰かに認められて声がかかると思っていてもそんな日はやって来ないですよ。
“アラブの石油王はいない”
ツイッターに絵をアップして押されたいいねとリツイートの数が実力の全てです。
まずはそこから始めましょう。
「いいね・RT」の数 = 絵描きの実力 なのかどうかが、絵描きなどのクリエイターを中心に議論となっています。
僕は、この松山さんの発言は大方間違っていないと思います。
実際に、話題になる前にリプライで、共感もしています。
本当そうですよね。
— 三島健 | ゲームデザイナー (@k_mishima_) May 2, 2019
人間は甘い生き物なので、継続してればいつか。と淡い夢を見がちですが、現実はそうではないですね。
夢だけ見るのでなくて、厳しい現実を直視しつつ見ないといけないですね。
Twitterを見ていて、「いいね・RT」の数 = 絵描きの実力という意見が多く見られたので、僕はなぜ共感したのか・「いいね・RT」の数 = 絵描きの実力だと思っているのか、というこのツイートに関する僕なりの意見をこの記事では、語らさせてください。
Twitterの話題だったので、ツイッターに投稿することも考えたのですが、少々長くなりそうだったのでnoteに致しました。
どうぞ、お付き合いくださいmm
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「絵を描いている人」とはどんな人なのか
「いいね・RT」の数 = 絵描きの実力なのかを紐解くためには、
まず、このツイートでの「絵を描いている人」とは誰なのかを考える必要があります。
「絵を描いている人」と一言で言っても大きく分けて3種類存在すると思います。
・プロとして絵を描いている人
・プロを目指して絵を描いている人
・趣味で絵を描いている人(プロを目指していない)
松山さんは、サイバーコネクトツーというゲーム会社の社長という立ち場から考えると、今回のツイートの「絵を描いている人」とは、
・プロとして絵を描いている人
・プロを目指して絵を描いている人
この人たちのことだと僕は思います。
そして、誰かに認められて声がかかるという文脈から、プロを目指して絵を描いている人がより強く指していると思います。
・趣味で絵を描いている人(プロを目指していない)
つまり、趣味で絵を描いておりプロを目指している人でない方に関しては、このツイートは気にしなくてもいいことだということです。
趣味でやっているのですから、他人の評価は気にせずに好きなものを描いていればいいですからね。
なので、このツイートでいう「絵を描いている人」= プロ・プロを目指して絵を描いている人ということを軸に紐解いていきます。
「仕事(プロ)」と「趣味」の違い
では、「プロ」はなぜ「いいね・RT」の数 = 絵描きの実力と言われるのでしょうか。
それは、「仕事(プロ)」と「趣味」では大きく求められるものが違うということが関係しています。
「趣味」において一番大事なことは、「自分が楽しいかどうか」です。
なので、他人の評価を気にせず、好きな絵を描いていれば問題ありません。
ですが、「仕事(プロ)」にとって一番大事なことは、「他人を楽しませられるかどうか」です。
趣味では、自分>>他人 だったのが、仕事では、他人>>自分となるのです。
(決して、仕事にする場合、自分が楽しんではいけないということを言いたいわけではないので、ご理解ください)
Twitterのいいね・RTとは、基本他人が良いと思ったものに対してやる行為のことです。
なので、Twitterにおいては、他人を楽しませられた 一つの指標として、 Twitterのいいね・RT をみることができるということです。
ここで、注意したいのが、あくまでこれが "一つの指標"としてということです。
いいね・ RTは、タイミングや流行・運など、個人がどうすることもできない要因が関係しているため、バズったから「プロ」になれる、バズらなかったら「プロになれない」と断言できるわけではありません。
なので、他人が評価してくれた一つの指標として、いいね・RTを見て、いいね・RTをされるように努力をしたりすることが重要です。
最後に
このツイートで本来伝えたかったことは、プロを目指すのであれば、他人に評価されるために努力をすることが重要であるということだと思います。
ただ絵を描いてツイートしているだけでは、誰かが手を差し伸べて助けてくれるわけではないので、そのために努力をすれば、技術も上がりプロとしての道が切り開かれると思います。
と偉そうなことを言ってきましたが、あくまで僕個人の意見ですので、松山さんが本来仰りたいこととズレているかもしれません。
なので、あくまでも参考程度としてとらえていただければと思います。
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