同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)35.お付き合い
先日、「文学フリマを辞めた」みたいな投稿をみかけまして、チラッと読んだら「知り合い同士でお付き合いで本を買い合って、感想を言い合って、気付けば読まない本で何千円も無駄にした」って内容でして、率直な感想は「お付き合いで欲しくもない本にお金出したらそら病むだろう????」でした。
読めば読む程に「え?同調圧力??てかそんな文化が文学フリマにあったの???怖くね?!!」となりました。
思わずSNSに投稿したら、昨日からめっちゃいいねとインプレッションが伸びてるので、この人だけではなくあるある案件なのかってなって、更におののいております。
そんな訳で、つい昨日の怖い話として話します。
前回の話「同人サークル活動での本当にあった怖い話(実体験)34.原稿での失敗」はこちら!
私の経験
さて、SNSの投稿にも書いたのですが、まず私は長い事二次創作、ゲーム畑にいたので、ありがたい事にそう言う付き合いで買うような事はなかったです。
と言うか基本「同好の士として知り合い、結果友達になり、お互いに好きな作品(ジャンル、カップリング)を産出する同士として、お互いが書いた好きな作品を買い合う関係性になる」だけで、その作品が好きで買うが大前提で、その後に友だち関係が出来上がります。
まずここから前提として違うので「お付き合いで買う人がいる事」にびっくりしました。
これが二次創作、ゲームジャンル(TRPGやマーダーミステリーゲーム)だと「仲良しだけど地雷だから買わない」「友だちだけど別ジャンルに移動したから買わない」「苦手な要素だから遊ばない」は普通なんですよね?
いや、お互いに「新作出したよ!」って連絡はしあいますし、お互いに宣伝はめちゃくちゃ手伝いますけど、それは友だちとしての相互扶助であって、そこから作品を買うか買わないかは別な訳ですよ。
もちろん「買ってね!」とは友だち含め全体に言いますけど、買うか買わないか買い手側の意思じゃないですか。
私は気になる作品なら作者が知人であれ友人であれ知らん人であれ買いますし、「買ったよ!」って話します。
逆に知人であれ友だちであれ有名作家さんであったとしても合わなければスルーしますし、それは相手側も了解している筈です。
つまり、お互いに作家である前に友だちや知り合いだった場合、単に挨拶して差し入れ渡してな友だち付き合いが成り立つ訳です。
私の経験としてはそんな感じなので、お付き合いで本買ってたらそら病むだろうがってなったのです。
一次創作ならではの文化なのか?
そこに新刊があったとしても、読まない人はスルーで、読みたい人からは「続きを書け」って脅されません?
私何年来の推し作家兼、魂の心友である相互さんには「新刊!ずっと待ってます!」って永遠にいい続けてますが、同じく心友であっても、全く逆カプだったり、地雷要素あるジャンルだったりを書く友だちには、お互いに地雷になるから推しの話はせず、日常の話をする関係性でずっと関係性が続いてます。
だからといって買わない心友から「ひどい」とか言われた事はないです。
いや私が勝手にそう判断しているだけで、相手の内心なので、実際問題どう思われているかはさておきですけど、それで気にするなら関係性続かないと思っているので、私は相手が何も態度に出さず声に出さない場合は、相手の内面まで気にしないようにしています。
そもそもの話に戻しますが、私が長い事いた二次創作やゲームジャンルって、地雷が絶対付きまとってくるので、同ジャンル、同カップリングでも地雷がありえるので、良識ある人なら「地雷なら仕方ないよね」で済むと思うんですよね。
そう言う部分が一次創作の文学フリマとそもそも文化が違うんでしょうか?
文学フリマ自体も、今年の5月に友だちから誘われて委託参加したのが初めてのにわかですから、実際どうなんですかね?
いや、言うて私が知らないだけで、二次創作でもそういうお付き合いで買い合う文化があるんでしょうか?
どちらにしろ、お付き合いって思っている人がいる時点で健全な関係性ではないなあってなります。
私の話
因みに私事ですが、二次創作、ゲームジャンルを経て、こんな感じで一次創作のエッセイを書き出したら、前にも話しましたが、二次創作の友だちからめちゃくちゃ感想貰うようになりました。
二次創作やゲームジャンルの友だちからも「面白い」って言って、こんな感じで買って貰えてます。
でもこれは本当に一部で、私が何か言っても買わない友だちはたくさんいますし、買わないフォロワーだって、相互さんだってたくさんいます。
まじで私の相互さんやフォロワーがお付き合いとかで全員本を買ってくれていたら、私今頃印税生活が送れますからね!
更に私の話をすると、過去に本を委託、サークルを隣接で申し込みし合う関係性くらいの相手でも、お互いに好みの本なら買いましたが、好みじゃない本は買いませんでした。
本当にそういうものですよ?
重ねて、私は多趣味で雑食なので、多種多様なジャンルの本を買いますし読みます。
それでも買わない本がありますが、私一人が買わないからといって、上等でも下等でも良し悪しもないわけです。
私だって限られたお賃金を、納得いくように使いたいので、出し渋りは大いにします。
それだけです。
詰まる所、友だちであれ、一見さんであれ、ファンであれ、読む人は読んでくれるし、読んでくれていても有料のものまで買わない人は買わないし、読まなくても友だちは友だちですし、買わなくてもファンの人はファンの人なわけですから、それでいいじゃないですかってなります。
最後に
今回私が見た「お付き合いで本を買っていた人」は、今はそういった事を辞められたので何よりですが、もし今現在そういった関係性や、そういった事をされていて「嫌だなあ」ってなっている人がいたら、辞めて良いと思います。
いや、辞められない関係性や事情があるかもですが、そう言うのは遅かれ早かれ破綻します。
数々のトラブルや面倒事を経験した私がいいますが、嫌だと思ったら逃げていいです。
今そこだけが絶対ではないので、嫌なら河岸を変える(全く違う場所に行く)のも手です。
とまあ、チラ見した話からのお話でした。
わたし自身が怖かった話ではないのであれですが、話聞くだけで怖かった話です。
それでは又次回更新をお待ち下さい。