コンクリート・ユートピア
米アカデミー賞の国際長編映画賞に出品予定の作品だ
友達に誘われて、本日最終だと言う韓国映画を鑑賞
冒頭から大地震が起こるシーンだ
CGだとわかっているのに今年の正月に発生した能登大地震と
シンクロして胸の辺りがサワサワする
未曾有の大地震の後アパートの住人たちが「生きるため」「家族を守るため」集団ヒステリーに陥っていく過程をまざまざと見せつけられた
正月を大地震で迎え次の日は日航機の衝突事故
燃え盛る機体の横で全員無事に脱出できたことは記憶に新しい
日本人らしい結果だと感じた
しかし、これが山奥で墜落し全員無事に生き残ったとしても助けが早くこなければ
このアパートの住人のように、善も悪も感じれてない状況になり「生きるために」
サバイバルと化していくのだろう
自分の中の理性とは何かがわからなくなり麻痺していくのは人として理解でき過ぎて
ずーっと胸の辺りは最後までサワサワしていた
前向きに生きて行こうと感じることができない
大地震の犠牲者で死んでしまった方が良かったかもと思ってしまう切ない映画だった
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