ヨガの話① ヨガをする理由

今日はヨガのおはなしです。

今ヨガは美しい身体を手に入れるため、
運動不足解消のためなどボディメイクに
フォーカスされた運動と捉えられていますが
わたしがヨガの資格を取った時で
尊敬するヨガインストラクターの師匠は
ヨガをする理由をいつもこう言います。

ヨガとは＂自然な状態に戻ること＂
自然な状態とは、
本来の私たちの健康的な姿(身体)であること。
調和を大切にし、他を生かす、
誰かのために尽くそうとすることである。

『私が得をしたい』『私が評価されたい』
という我欲は、
『私は評価されなければ価値がない』
『私はうまくいっていないといけない』
という気持ちから来ていると言います。

自分のことだけを考えている状態では
愛や繋がりは生まれません。

でも、我欲をなくすのは難しい。

だからヨガがある、アーサナ(ポーズ)や
プラーナヤマ(呼吸法)、メディテーション(瞑想)
があるのだと師匠はお話しされます。


心が不安定だったり、
イライラやモヤモヤがあるときに
ヨガをすると心の波が穏やかになって
静かになる感覚があります。
繰り返し繰り返しヨガをしていくことで
ヨガをはじめる前と比べて
波が穏やかな時間が増えたようにも感じます。

穏やかな時間が増えれば増えるほど
誰かに対して優しい気持ちになれたり
誰かのことを思いやれる時間というか
余裕が増えたようにも思います。

単なるダイエットやボディメイクとしてだけでなく
こうしたヨガの本質というか、
考え方や精神的な変化にも目を向けて
ヨガをすることが身体と心、両方の豊かさに繋がり
自分で自分をリセットしてあげられる
方法になるのではないかと思うのです。


わたしは体も硬いし
難しいポーズもほとんどできませんが
ヨガインストラクターとして
この想いを伝えていくためにヨガを届けているし、
この想いを発信できるヨガスタジオを
作っていきたいなと思っているのです。

本日もお読みいただきありがとうございます！

ＭＩＳＡＫＩ