淑女のゴルフを目指して/「私の全英」への道〜スコットランドで初ゴルフへ!
エディンバラ観光
日本でゴルフコースでプレイするとなると、朝から一日がかりになってしまいますが、欧米でのゴルフはスループレイが基本ということと、コースまでの距離が近いということもあって、日の入りが遅い夏の季節は特に、半日以上をゴルフ以外のことに費やすことができます。
土曜日の朝ロンドンに着いて、月曜日の午前中までロンドン観光。
月曜日の午後エディンバラに移動して、火曜日の前半はエディンバラ観光で後半はゴルフ1回目。
エディンバラ城は当日予約が出来なくて、中に入ることは出来ませんでした。(ここもメアリー・スチュアート関連の見たいものがあったけど残念)
そのかわり、ホリールードハウス宮殿に入ることが出来ました。
現在もイギリス王室が滞在することがある現役の宮殿で、メアリー・スチュアートの側近(恋人?)リッチオが、メアリーとすでに険悪であった夫のダーンリー卿にメッタ刺しされたという部屋が残っている宮殿です。
(但し、これは実際は「痴情のもつれ」を利用した、宗教絡みの国政問題と言われている:『リッチオ殺害事件』)
12ホールのゴルフコース
私みたいな海外ゴルフ初心者が、午前中エディンバラ観光という余裕を持てたのは、15時頃スタートの12ホールのコースという気楽さもあったと思います。(この季節、夜9時ぐらいまでゴルフが出来る明るさです)
観光を終えて、一度ホテルに戻ってウエアにお着替え。
基本的にイギリスのゴルフ場は、地元のメンバールームは別にして、ビジター向けのロッカールームはないので、すぐにゴルフが出来るスタイルで出発します。
とりあえずセントアンドリュースへ移動する前に、練習になるだろうと友人ご夫婦がセッティングしてくださったのがこのリンクスではないGogarburn Golf Club。
エディンバラ空港と宿泊していたダルマホイホテル&ゴルフクラブの中間ぐらいで、車ならホテルから8分!
ダルマホイホテルは3コースのゴルフコースを併設しているのですが、ここですぐに18ホール廻るのは体力と気力の持続が難しいような気がします。
私には、好きな歴史的な建物の観光も出来て、海外それもスコットランドで初ゴルフを経験するのにピッタリでした。
スコットランドのゴルフでは、日本のようなカートはよほど特別な理由がない限り使わないようです。そのかわりに、この写真の右端に小さく写っているトロリーと呼ばれる手押し車を借りて、そこにゴルフバッグを載せてそれを押しながらプレーします。
日本のようなアップダウンの多いコースでは大変ですが、平地が多いスコットランドではそれほど苦になりません。ただ、女性には芝の抵抗もあってずっと押しながら歩くのは大変なので、「電動トロリー」を借りることができます。(人力よりレンタル料は高め)
日本でもパブリックコースなどで借れるところもありますよね。
女性はゴルフバッグ以外にいろいろ持っておきたいものがあって、普通はカートバッグを持ち歩くことになるんですが、トロリーを使うことを聞いていたので、ゴルフバッグに引っ掛けられる大きめのポーチを用意していきました。
オールドコースの抽選は?
こうしてイギリス滞在の日々は前へ進んでいったのですが、プレイ2日前に行われるセントアンドリュース オールドコースの抽選。
最後の頼みの綱、Private Advance Tee Time。
この日が火曜日。
私がスコットランドでゴルフが出来る日として、あらかじめ友人ご夫婦に伝えていたのが、火・水・木・金曜日の4日間。
火曜日の抽選は2日前の日曜日。
水曜日の抽選は同じく月曜日。
この時点で、2回分の抽選が終わり、プレイの権利を手にすることが出来ていなかったのです。