元たばこ屋さんがまちの憩いの場に。COBACO プレオープンです!
福島県 会津美里町にあたらしい憩いの場となる「COBACO〜コバコ〜」が誕生します!
完成がのびにのびて、当初の予定より1年以上遅くなってしまいました……。
「いつできるの?」という地元の方からの問いかけに、胃が痛くなることもしばしば。
プレオープンが決まり、ほっとしています。
この記事ではまだあまり公開されていないCOBACOのことや、COBACOのある会津美里町・本郷地域のことをお伝えしたいと思います。
「COBACO」ってどんなところなの?
COBACOには4つの機能とお店が集まっています。
お店と住宅(母屋)がつながった2階建ての建物で、蔵座敷や離れもあり、これからの伸びしろ大な場所。
もともとはたばこ屋さんで駄菓子も販売しており、地元の方から愛されたお店です。
「むかし、ここでおやつ買ってたのよ」と、懐かしそうに当時のことを教えてくれた方もいらっしゃいました。
空き家になってしまった建物をリノベーションして、COBACO がうまれました。
レンタルスペース
レンタルキッチン
アクセサリーショップ
カフェ
会津本郷焼の里・本郷町
COBACOのある会津美里町 本郷地域は福島県の伝統工芸品・会津本郷焼の産地です。
会津本郷焼の歴史
会津本郷焼のはじまりは、いまから約400年前の戦国時代。
黒川城(現在の若松城)の城主だった蒲生氏郷公が陶工を呼び寄せ、本郷地域で城の赤瓦をつくらせたことから焼き物づくりが盛んになっていきます。
焼き物づくりの原料となる土と石が採れたことも、本郷が焼き物の産地として発展した理由のひとつです。
江戸時代には会津松平藩の御用窯として栄え、陶器のほかに磁器もつくる技術が伝わります。のちに花びんや急須など、ふだん使いされる焼き物もつくられるようになっていきました。
陶器と磁器、両方がつくられる産地は珍しく、東北ではこの本郷だけ。
戊辰戦争と大正時代の火災を乗り越え、いまもなおその伝統と技術は受け継がれています。
窯元が集まる瀬戸町通りでは、毎年夏に「会津本郷せと市」という市が開かれています。
まだ薄暗い朝4時から器好きの方々が懐中電灯を片手に、掘り出し物を求めてたくさん訪れていました。
※昨年は感染症の影響もあり、規模を縮小して開催。
本郷町のいま
しかし、かつて100軒以上あった窯元も現在は12軒までに減少(2023年2月)。
だんだんとシャッターの降りたお店も増え、ひと息つけるカフェすらない状態になっています。
まちにやってきた観光客の方が休める場所もなく、宿や夜ご飯が食べられるお店も1、2店ほど……。
瀬戸町通りに、にぎやかな声を取り戻したい。
焼き物のまち本郷を盛り上げたい。
そんな地域の方の思いから COBACO の再生プロジェクトは動きだし、さまざまなイベント会場として活用されてきました。
その後、起業をした有志の方によってリノベーションが進められ、2023年3月にいよいよプレオープンとなったのです。
COBACOプレオープンイベントについて
2023年3月のプレオープンにあわせ、4日間イベントを開催いたします!
マルシェ形式の物販やフード・コーヒーの販売、ワークショップの開催を予定しております。
見学はプレオープン日の3月16日(木)からスタート。
COBACOの使い方・過ごし方を体験していただき、これからもここへ来てもらえたらと願っております。
COBACO のお知らせは Instagram、Facebook で発信しております。
下記にリンクがございますので、ご覧いただけたらうれしいです!
COBACOの完成、そしてみなさまにお会いできることをたのしみに、準備を進めてまいります。
ぜひ遊びにいらしてくださいね~!
スケジュール
場所
COBACO~コバコ~
福島県大沼郡会津美里町川原町甲1100
COBACO SNS Link
会津美里町地域おこし協力隊 松本
2020年12月に福島県・会津地方の会津美里町へ移住。
COBACO の運営補助、観光コンテンツづくり、まちのPRを行っています。
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