運動嫌いの大食いが痩せた唯一のダイエット法(前編)
運動きらーい。ラーメン焼肉甘いもの大好き。とりあえずお酒飲みたい。とりあえず締めのラーメン行こう?
完全なるデブ脳。完全なるデブ習慣。デブ偏差値70超え。
本作では、そんなデブ界の優等生が2ヶ月で7.5キロ痩せた方法について書きます。タイトルがなんだか怪しい情報商材みたいになっていますが、実際の内容も独自性が高くて怪しいです。専門家の意見じゃないのでゆるい気持ちで読んでください。
そこそこイケてたのにデブ優等生になった私
最初にこの写真を見ていただけますか。
こちらは2年前、2018年夏〜秋の私です。自分で言うのもなんですが、ちょっとキラキラ系じゃないですか?上京からまだ1年、見るものすべてが刺激的だった頃。もっと綺麗になりたい!東京カレンダーに出てくるような素敵な女性になりたい!そう願っていたピュアな時代です。
ごめんよ、あの時の自分。その夢を打ち砕いてごめんよ。君は2年後に体重が10キロ増える。もう一度言う。
2年で10キロも増えるんだ!!!!!!
1歳児より重いぞ?2リットルのペットボトル5本よ?米10キロって車ないと無理やぞ?
東京には美味しいものがいっぱいあっただろう。友達も増えて週7で飲みに行ってたよな。ラーメンにはバターを追加し、パーソナルジムを途中で退会し、飲んだ後のマックフルーリーにハマり、皇居ラン開始からすぐに電車帰宅し、「少食な子よりいっぱい食べる子の方がよくね?」という謎理論を振りかざしていた。痩せていた頃には知らなかった世界を、君は知ってしまった。同時に、努力という唯一の抜け道すらも忘れてしまったんだ。
そんな、食と怠惰に溺れた人間にはそれなりの末路が待っているんだよ!!!!!ごめんな!!!!!
事実は小説よりも奇なり
2020年3月。美味しいものをたらふく食べ、鼻歌を口ずさみながら帰ってきた私は、軽いノリで体重計に乗った。ピーーーkgだった。
「いや待って、さすがにデブすぎるやろ!!!!」
冷や汗が出てくる。現実を見たくないが、もう見てしまった。脂肪から逃げなくては。脂肪に人生潰される。そんな焦りでいっぱいになった。
でも冒頭にある通り、
運動きらーい。ラーメン焼肉甘いもの大好き。とりあえずお酒飲みたい。とりあえず締めのラーメン行こう?
当時の脳ミソはこんな感じだった。デブ脳とデブ習慣を身に付け、ていねいなデブ暮らしを体現してきた人間に何ができるだろう。
結局のところ嫌いなものは続かない
これまでの人生を振り返ってみる。私は元々体重の揺らぎが大きいタイプだ。3キロ程度の増減はワンシーズンで起こる。太った時にはスポーツジムに入会し、最初は週6で通うのだが、元々運動嫌いなので続くわけもなく結局退会手続きを行うはめになる。それを3回ほど経験している。
また、有名なダイエット本で推奨されていたプロテインを購入したこともある。最初は「美味しいじゃん♪」とノリノリで飲むのだが、やっぱり普通のご飯の方が美味しいことに気付き、「今日はカレーでいいや」「今日は油そばでいいや」とプロテイン生活を避けるようになる。いつしかプロテインは置き物と化し、「やっべ賞味期限過ぎちゃったから飲めないや!」とさも自分は悪くないような顔をして存在そのものを消し去る。プロテインから呪われてもおかしくないレベルだ。
人生の軌跡が、運動嫌いで大食いであることをこれでもかと証明してくる。
ちなみに、今回のダイエット初期もまずは「運動」と「プロテイン」で痩せようとしていた。ダイエッターあるあるかもしれないけど、最初の1週間はめっちゃ頑張るのよね。
でもこれ、1週間しか続かなかったのよ。なんかごめん。「Misato.」とか調子乗ったこと言ってごめん。その時飲んでたプロテインはもうないし筋トレは続いていない。やっぱり無理なもんは無理だった。だから私は、
運動せず、好きなものを食べることにした。
それで痩せられる方法を見出そうとしたのである。怪しい情報商材に手を出す一歩手前である。
でも、あったのだ。
あったから、ここに書き記すことにしたのだ。
後半に続く。
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