記事を書くということ 6 やまこう 2022年9月7日 17:15 文章がうまくなるためにはどうしたらよいのか。決まっている。とにかく書きまくるしかないのである。しかも人の目に触れる文章をである。というわけでこれまで書いた文章をここに記しておく。文学関係 「アグニの神様」あらすじ解説|内容考察|感想|運命のおごそかさ 目次 1. 概要2. 登場人物3. あらすじ4. 解説4.1. 元ネタは芥川の創作小説「妖婆」4.2 […] naruhoudou.com 『海辺のカフカ』あらすじ解説【徹底考察】 メタファーとソリッドなもの 村上春樹『海辺のカフカ』の第49章は、要するにこの本の最終章だ。そこでカフカは東京へと旅立つことになるのだが、その展開を追 naruhoudou.com 夏目漱石『夢十夜』あらすじ解説【徹底考察】第一夜はハッピーエンドかバッドエンドか 夏目漱石の小説。1908年7月25日から8月5日まで『東京朝日新聞』で連載された。第一夜から第十夜までの十の夢から成り、冒 naruhoudou.com 『坊っちゃん』感想|あらすじ解説|内容考察|『坊っちゃん』は愉快な話か 『坊っちゃん』は同時代評では単純で愉快な物語として読む立場が多かったそうである。例えば「呑気の如くして神経質なる人物を描き naruhoudou.com 哲学関係 アリストテレスにおけるファンタジアに関するノート【論考】 目次 1. アリストテレスにおける感覚主義2. アリストテレスにおけるファンタジア3. 記憶と感覚『 […] naruhoudou.com 現象学運動史におけるサルトル 連綿と(一応現代まで)続いてきた現象学だが、その歴史は一般に現象学運動史と呼ばれている。しかも第一世代の現象学者とかの区分 naruhoudou.com アンチノミーとは何か – カント『純粋理性批判』 そもそもアンチノミーって何?と思われる方も多いだろう。アンチノミーとはドイツ語で Antinomie と書く。何でドイツ語 naruhoudou.com 具体的なものへの投錨 ––『マルク・リシール現象学入門』【書評】 本書はマルク・リシールの23冊目の著作だ。晩年の作品であるこの書物の原題は『隔たりと無』で、実のところリシールが自らの入門 naruhoudou.com メルロ=ポンティと『第六デカルト的省察』 「竹内の訳注」とはみすず書房の竹内・小木訳『知覚の現象学』(1967)のことである。24頁を見てみてほしい。メルロ=ポンテ naruhoudou.com 現存在とは何か – ハイデガー 実はこのちょっとまえに「存在とは存在するものの存在」(SZ. 6.)と言うことが語られている。そんなわけで存在を問うまえに naruhoudou.com エポケーとは何か – フッサール『イデーンI』 曰くエポケーするとは、あらゆる定立を「作用の外に置く」「遮断する」「カッコに入れる」「判断中止する」ことなだということであ naruhoudou.com 『パルメニデス』第三仮定とその謎 ここでリシールは「九つの仮定」と言っている。しかもそういった解釈は伝統的な解釈であり、パルメニデスの「九つの仮定」をヒエラ naruhoudou.com 現象学的還元とは何か|意味をわかりやすく徹底解説|フッサール『イデーンI』 目次 1. 意味1.1. エポケーと現象学的還元のちょっとした違い2. 定義と用語解説2.1. 自然 […] naruhoudou.com 現存在と現象学的人間学【論考】 ハイデガーの存在論的分析にはかなり奇妙なところがある。まず、これはよく言われることだが、身体性に関する分析がない。メルロ= naruhoudou.com 形而上学とは何か ––– アリストテレス 形而上学という言葉は哲学をやっていると幾度となく耳にする言葉だ。しかし形而上学とはどういう意味なんだろうか。「哲学」と同じ naruhoudou.com 方法的懐疑とは何か ––– デカルト 目次 1. 方法的懐疑の概略2. 『省察』における方法的懐疑 その1:感覚も素朴な信念も疑わしい3. […] naruhoudou.com 『知覚の現象学』入門 – 初学者のために 哲学の本を読むと初っ端から心を挫かれることがある。その難解さのゆえにだ。難解な理由はいくつか挙げられるけれども、その一つに naruhoudou.com 不安とは何か – ハイデガー 私たちは日常的に不安を覚えたりする。明日の約束事とかこれからの人生のこととか。こういった日常的な不安という概念に分析を加え naruhoudou.com 物とは何か – 手近存在と手許存在(ハイデガー) 『存在と時間』でハイデガーが行った分析は存在論的分析と呼ばれる。つまり、存在するもの(Seiende)の存在(Sein)が naruhoudou.com 名言解説「我おもう、ゆえに我あり」(デカルト) しかしそのすぐ後で、次のことに気がついた。すなわち、このようにすべてを偽と考えようとする間も、そう考えているこのわたしは必 naruhoudou.com 志向性とは何か — フッサール 目次 1. (初級編)志向性とは何か:フッサールの定義2. (中級編)フッサール志向性概念の起源:ブ […] naruhoudou.com ヒュレー/モルフェーとは何か –– フッサール フッサールは独自の哲学的概念をギリシア語から持ってくることが多い。エポケーやエイドスなんかがそうだ。ご多分に漏れず、ヒュレ naruhoudou.com 生活世界とは何か-フッサール|意味をわかりやすく解説 目次 1. 概要2. 意味3. 思想解説3.1. 生活世界とは何か:『危機書』から読み解く生活世界3 […] naruhoudou.com フェミニスト現象学とは何か –– 『フェミニスト現象学入門』 ここでフェミニズムと現象学を再定義すると、フェミニズムというのはもともと「女性の自由や平等をもとめる思想、実践」(同頁)と naruhoudou.com ドイツ観念論とは何かーフィヒテ ・シェリング・ヘーゲル ドイツ観念論と聞いて誰を思い浮かべるだろうか。一般的にはドイツ観念論と言われたら、フィヒテ(176 […] naruhoudou.com 超越論的テレパシーとは何か –– 村上靖彦 現象学的な枠組みでいうと、ここでいわれるテレパシーというのは空想の中でのコミュニケーションということだ。知覚的な場でのコミ naruhoudou.com 自由とは何か – メルロ=ポンティの場合 自由をどう考えれば良いのだろうか。私の意思や決定の根拠となるようなものはどこにあるのか。それが物の側にあり、何らかの物によ naruhoudou.com アリストテレスの錯覚とは何か アリストテレス の錯覚とは指を交差させてその間にペンか何かを挟むことで、その挟まれた物が二つに感じられる現象のことである。 naruhoudou.com 良心とは何かーーハイデガー『存在と時間』 マルティン・ハイデガーが現存在分析の中で、存在論的に意義深い現象として着目した人間的現象の一つである。ハイデガーは良心とい naruhoudou.com その他 新海誠『星を追う子ども』【考察】- モリサキの孤独・愛・寂しさについて 目次 1. はじめに2. 喪失の物語3. 「物語」としてのモリサキ4. さまよえるモリサキ5. 終わ […] naruhoudou.com 『しあわせアフロ田中』のりつけ雅春 ー そして田中は悟ってゆく アフロ田中の話は偏っている。大半が性欲の話である。他にも面白そうになる主題は色々あるはずだ(ちょっと外ですごい勢いで雪が降 naruhoudou.com 秋の気配の感性ーーオフコース「秋の気配」 秋の気配は失恋の歌である。最初の情景はあなたが好きだった「こだかい公園」である。あなた(彼女)はどこかにいってしまったのか naruhoudou.com 母性のディストピアとは何か——宇野常寛 目次 1. 母性のディストピアとは何か(解説)2. 『ゼロ年代の想像力』における母性のディストピア3 […] naruhoudou.com ゴジラの命題とは何かーー宇野常寛 ゴジラの命題とはアトムの命題と対になる概念。ゴジラに関する分析やアトムとゴジラを連関させて分析する考察はいくつも挙げられる naruhoudou.com ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! 投げ銭の方はこちらからどうぞ。必要な本を買うのに使わさせていただきます。 チップで応援する #哲学 #文章 #文学 #母性のディストピア #ゴジラの命題 6