【1分で】#17 Daily US Business Update|米国の鉄道ビジネスから学ぶ、サービス品質の重要性とは?|2023/11/15
こんばんは!ビジネスライターのmisamisaです。
毎週月〜金曜日にピックアップした、アメリカ国内のニュースをお届けします🍊
では第17回、2023/11/15です!
①ChatGPTで記事要約
America’s Subways and Buses Face Deep Service Cuts as Federal Money Ends
②misamisaによるまとめ
米国の地下鉄とバスが、連邦資金の終了で大規模なサービス削減に直面しています。
ベイエリアで運行されている鉄道システム、BART(以下同社)。新型コロナウイルスのパンデミック以前の同社の運賃は、システム運営予算の約70%を賄っていました。
しかし、状況は一転。自宅待機指示以降、乗客数は最大93%減少。サービスの削減や駅の閉鎖に拍車がかかりました。従業員は休止時間を線路作業に充てましたが、収益はほぼ蒸発しました。
この危機に連邦政府は、全米の交通機関に約700億ドルの援助という命綱を提供しました。同社はそのうち16億ドルを手に入れ、過去3年間この資金を使用してきました。
米国公共交通協会によると、乗客数は2019年の70%から現在は約80%に上昇しました。が、依然として外部の支援に依存し、予算不足を補う状態が続いています。来年の夏までに、多くの政府機関は援助が枯渇する見込みです。
これにより、交通機関は電車やバスの減便、人員削減、警備の低下に直面しています。
ワシントンのシンクタンク、The Urban Institute(アーバン・インスティテュート)は、今回の危機が一種の悪循環を引き起こすリスクがあると述べています。
「サービスのクオリティの低下は、人々の乗車意欲の低下を招き、運賃収入の減少・さらなるサービス削減に拍車をかける」と言うのです。
シカゴの交通システムではすでに、消費税の引き上げ、ドライバーへの渋滞料金設定、そして州からの支援拡大の訴えが予定されています。またいくつかの地域では、州政府が介入し対策を行なっています。ミネソタ州では消費税増税が、ニューヨーク州では同市の企業に0.6%の給与税を導入しました。
サンフランシスコ・オークランド・および近隣地域の住民700万人にサービスを提供するBART。同社も、列車の本数の削減、駅間の直通接続の一部廃止や、閉鎖駅の追加などを含む緊急計画を策定しています。同社は依然として、経営持続のための恒久的な解決策を模索中です。
BARTは大学生の時、よく利用していました。
ホームレスの人が乗っていたり、治安は決して良いとは言えませんでした。が、最低限の安全性は保たれていて、Uberなど他の自動配車アプリなどと比べると(一人で乗る場合は)確実に安い。
やはり持続的に収益を上げる場合は、一時的な補助金だと賄えきれませんね。富裕層向けの列車を設けるか、本数を削減するかが今すぐに思い付く解決策かなと思います。
③編集後記
インプットをしていないので、編集後記ネタが単調になってきました笑
今週末は、横浜に出かける予定です。
何をしようか迷ってChat GPTに聞いてみたら、自分では思い付かない様なプランを提案してくれて感動しました。
王道コースも良いですが、たまに新しい刺激が欲しい場合。Chat GPTに「ニッチなプランを」と聞くと最高です。ちなみに、聞く際は敬語の方が回答の精度が上がるみたいです笑
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http://misatsuneta.com/2023/10/22/daily-us-update/
引用:
・Bloomberg: "America’s Subways and Buses Face Deep Service Cuts as Federal Money Ends"
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