【1分で】#14 Daily US Business Update|「女性主導」のデートアプリが更に躍進する?|2023/11/10
こんばんは!ビジネスライターのmisamisaです。
毎週月〜金曜日にピックアップした、アメリカ国内のニュースをお届けします🍊
では第14回、2023/11/10です!
①ChatGPTで記事要約
②misamisaによるまとめ
米国発の女性向けデートアプリで知られるBumble Inc.(以下同社)のWhitney Wolfe Herd(ホイットニー・ウルフ・ハード)が、約10年前に創設した同社の最高経営責任者(CEO)を辞任。
後任には、今年1月にSlack Technologiesの最高経営責任者になったLidiane Jones(リディアン・ジョーンズ)が就任します。
今回の経営陣の変更は、デートアプリ業界にとって厳しい時期に起こりました。
先週、Tinderなどで知られるデートアプリ大手Match Groupは、第3四半期の収益を報告後、株価が下落。中心的存在のTinderでの有料ユーザーの減少から、今後の収益減の見込みも発表されました。
一方同社も、2021年2月の上場後、初日の取引以降株価が約70ドルから14ドル以下まで下落。
この状況から、現在34歳のハードは「同社の未来を見据え、10年先を見越し革新できる人物でありたい」とインタビューで述べています。
同社は、2014年に当時24歳のハードによって立ち上げられました。
同社のアプリ、Bumbleは「女性主導」の人生を送ることができるというアイデアに基づき、女性側からのみメッセージの送信が可能な仕様にしています。
他にも同社では「カップルの関係を強化すること」を目的とした様々なアプリを手掛けています。
ハードは数年間にわたり取締役会と後継者計画を非公式に進めてきたと述べ、現在も候補者は模索中だと語ります。
後任のブラジル出身のジョーンズは、人工知能を活用して同社の「ポジティブなつながりを促進する」という使命を強化しようと考えています。
また、「AIと生成AIは、適切な人・友人・コミュニティを見つけることを加速させ、大きな役割を果たすことを可能にさせるツールだ」と利用に前向きな姿勢です。
過去にハード下にあったBumbleは、女性ユーザー向けの機能やポリシーを追加。体型批判を禁止し、不要なわいせつな写真を検出しぼかすといった取り組みを行いました。現在同社の最大の機関株主は米国に拠点を置く投資会社、ブラックストーンで、ハードは引き続き同社の単独最大の個人株主を続けます。
デートアプリ戦国時代の昨今。
米国はビジョン、日本は口コミが良いアプリが支持されている様に感じます。
理由は周りのデートアプリ利用者の友人の声。
「おすすめのデートアプリは?」と聞くと、「○○だね」と9割以上から同じアプリの名前を聞きます。
さらに「どうして始めたの?」と聞くと「友達に○○を勧められたから」と話すのです。彼ら自身が起点ではなく、口コミが伝染して特定のアプリが利用されています。今後デートアプリは口コミの質がKPIに設定されるのかもしれません。
③編集後記
金曜日ですね。
いつもは在宅勤務ですが、今日は久しぶりに出社しました。
人と会って会話するって大事ですね。同年代の子とランチに行き、気分転換になりました。今週末は、日曜日に気になっている映画を観に行こうと思っています。
みなさま、素敵な週末をお過ごしください!
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引用:
・The Wall Street Journal: "Bumble CEO Whitney Wolfe Herd Steps Down"
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