【1分で】#42 Daily US Business Update|米国一のオーナメント職人復帰の理由|2023/12/22
こんばんは!ビジネスライターのmisamisaです。
毎週月〜金曜日にピックアップした、アメリカ国内のニュースをお届けします🍊
では第42回、2023/12/22です!
①ChatGPTで記事要約
The king of luxury Christmas ornaments has returned
②misamisaによるまとめ
Christopher Radko(クリストファー・ラドコ、以下ラドコ)がオーナメントのビジネスに復帰しました。
ニューヨーク・タイムズ紙で「クリスマス・プレゼントの皇帝」と呼ばれたラドコ。
1世紀前にヨーロッパで作られたヴィンテージ作品への先祖返りである、精巧な手吹きガラスの装飾品で1990年代によく知られるようになりました。
彼の作品は伝統的なテーマを取り入れ、重いガラス、豊かな色彩、細かい文字、魅力的な装飾などが特徴です。
通常50ドル以上で、3,000もの高級デパートやブティックで販売されていました。
有名人にもファンは多く、数十億ドル規模のクリスマス産業において、誰もが認めるスターでした。
しかし、2005年に2021年まで続く競業禁止条項を含む契約で事業とブランド名を売却。
現在63歳となったラドコは、彼の複雑なレガシーを持つ新しい小さな会社、Heartfully Yours(ハートフル・ユアーズ)と共に戻って来ました。
復帰の理由は彼のモチベーションの源泉にあります。
「私は考えていました。『これから一生、何をしよう?』と。」と彼は話します。
「人々はいつも私に言うんです。『クリストファー、君はわからないだろうけど。君のオーナメントは私の家族にとって、母親にとって、祖母にとってとても意味があるんだよ。』人々は装飾品と心からのつながりを持っていたと言ってくれ、私は変化をもたらすことにとても関心を持っています。」と語ります。
2000年代までに、6,500万ドルのビジネスとなった同氏の会社。
2005年にはブランドを売って去り、最終的にGarrison, N.Y(ニューヨーク州ギャリソン)の小さな町に定住しました。
その後はヨーロッパのホリデーマーケットへのツアーを率い、ラベンダー農家になりました。
現在は、ポーランド、ドイツ、チェコ共和国、イタリアで生産された50 ~ 200個の装飾品の限定版を販売。
それぞれ60から120ドルで、2022年1月に初めて開催した見本市では100万ドル以上を売り上げました。
最後に彼が「私がこの世から去っても、未来で作品が誰かの記憶に残っていたら嬉しい」と話していました。
お金だけ稼いでも、そこにやりがいがなければ枯れてしまうんだなと彼が復帰した話を読んでも感じます。
最近見た宮崎駿のドキュメンタリーがずっと心に残っているのですが、彼と重なる部分がありました。
③編集後記
今日はモネ展に行ってきました。
週末より空いていましたが、それでもグッズ購入には長い列が出来ていました。
こんなこと言ったらあれなんですが、私は絵画よりも入り口の、睡蓮の上を歩くことができるインスタレーションに感動しました笑
まだ行ってない方は、ぜひ体験してみてください!
④無料のメルマガ登録はこちら!
http://misatsuneta.com/2023/10/22/daily-us-update/
引用:
・The Washington Post: "The king of luxury Christmas ornaments has returned"
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?