
譲渡後PMI期間でものすごい勢いで改善している案件|M&Aアドバイザーのつぶやき
こんにちは。かきもとみさです。私はM&Aアドバイザーの仕事をしています。
昨年11月末頃に成約した製造業の案件で、新しく対象会社の社長となった方から嬉しいことにちょくちょくお電話をいただいています。
1月から本格的にPMIに着手し、ものすごい勢いで経営改善させている様子が伺えます。
昨年の譲渡時点では、正直、目も当てられないくらいの赤字で、当初は売却できるかどうかもわからなかったのですが、前期の決算ではなんと黒字着地しそうだということ・・・!
正直、一番びっくりしているのは私かもしれません(笑)
決算書をみて分析して、内情もわりとわかっていて、でも譲渡完了までしかご一緒していないので、その後の様子は詳しくはわからない。
だけど、この先3年くらいは流血(赤字)が収まらなくて、新社長は胃がキリキリする想いで頑張るんだろうな~と確信していました。
それが、「最終黒字になりそう」と電話越しで言われたとき、「へぇっ!?!?👀」っと、めっちゃ素でびっくりしてしまいました(笑)。
「従業員の士気が高まって」と仰っていましたが、いやいやいやいやそれだけでこの短期間に黒字回復できるわけないでしょう、とツッコミたいくらいでした。
業界が少し上向きになったタイミングだったことも重なったのでしょうけれども、それでもあの赤字を黒字化できるなんて、数年先だと思っていました。
もちろん、数字的な面だけでなく、組織図も見せていただいたらまるべ別会社のように生まれ変わっていました。
トップが変われば、会社は変わる・・・。まさにその典型でした。
先日この社長にはインタビューをさせていただいたので、その記事は鋭意作成中ですのでお楽しみに・・・。
そのインタビューの中で、先代の息子さんで、いまも取締役として対象会社に残っている方がいらっしゃったのですが、こんなことを仰っていました。
「いままでは、会社がどういう方向へ向かっているのかわからなくて、漠然と過ごしていた毎日だったけど、いまは新代表に課題を与えられて、ひとつひとつクリアしていって、すこしずつステップアップできている気がします。」
トップが指針をきちんと示していて、組織の人にも一緒にがんばってもらいたいんだという意向を示していけば、各人の主体性が高まって、組織と言うのは前を向いて動き出すんだなぁととても勉強になりました。
譲渡後、また新たなプロジェクトがあるので、私ももしかしたらすこし参画させてもらえるかもしれません。
M&Aアドバイザーはどうしても譲渡完了までがお仕事になってしまいますが、その後うまくいっている様子を聞くと、これほど嬉しいことは無いなぁと思います。
貢献できることはほんの微力だけれども、改めて、良い仕事です。

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