文通相手がいるわけではないけれど
最近iPhoneを買い替えた。私にしては珍しく発売日当日に…
慣れないことをするべきではない。
新しいiPhone14Proとこれまでの12Proで同じ花火を同時に撮影してどれだけ性能が上がったのか比べてみようと思っていた。17日土曜日の富士スピードウェイで。。。
前日に天気予報を確認したら土日とも大雨だった・・・
全てをあきらめた。慣れないことをしようとするからだと。
土曜日の朝起きてみると夕方からの雨予報に代わっていた。
もともとは富士スピードウェイにテントを張って2日間楽しむ予定だったのだが、昨日の時点でもう行かないと宣言していた。
朝の天気を見て、日帰りで行くことにした。雨が降り出す予報の16時頃までに現地を後にすればいいだろうと。
実際、10時過ぎに現地に到着し、15時すぎには撤収した。
雨が降り始めたのは23時過ぎだったそう。
絶対やらないと思っていた花火もしっかりやったとのこと。
残念な話だ…
でも、私は雨に濡れるわけにはいかなかったのだ。
雨に濡れて風邪でも引いてしまっては、あの大きな玉ねぎの下で初めて会う約束をしている人たちに会えなくなってしまうから。
9/21水曜日、体調は万全だ。仕事を早めに切り上げて、電車に乗って九段下に向かう。九段下の駅を降りて坂道を人の流れ追い越していけば、黄昏時雲が赤く焼け落ちてあちこちに立つ「たまむすび」の幟。
そう。TBSラジオで毎週月―金13:00-15:30に放送している「赤江珠緒たまむすび」の10周年を記念するイベントだ。
「たまむすび in 武道館~10年の実り大収穫祭!~」に初めて一堂に会する出演者の皆さんに会いに来た。
イベント関連のグッズは事前にたまむすびStoreで販売されていたのだけれど、欲しかったのがTシャツだけだったこともあり、送料もったいないなぁという貧乏人根性のせいで、開演前にグッズ販売列に並んだ。Tシャツだけ買うつもりだったのに、気がつけばグラスとかロンTとまで買っていた。
送料の方が安かったな。
イベント自体は、最高に楽しかった。
限られた時間に赤江珠緒がやりたいことをすべて詰め込んだ、そこにできたちょっとした隙間に、さらにやりたいことを詰めました。そんな感じ。
ラジオのイベントなのに、ネットでリアルタイム動画配信も実施され、配信されている動画はリアルタイムでテロップがついたり会場には存在していない映像効果が投影されている。これ、ラジオ班じゃなくてTBSテレビのクルーが入っているに違いない。ラジオ番組がインターネットテレビ番組になった瞬間だった。
赤江さんが10年間のリスナーへの思いを込めて何かをしたいというところから始まった企画と聞くが、赤江さんはその思いを口に出すことはない。
イベント終わり数時間後に放送されたラジオで同じステージに上がっていた山ちゃん(山里亮太)が、カンペで「このイベントをやろうと思った理由を」といった趣旨の指示が出ていたのに、赤江さんはガン無視するから、周りがそれとなく誘導しても、絶対にそれを話さなかったって。
いつもポンコツって言われる放送なのに、赤江さんの中に芯の通った美学があるのだろうと思い知らされた。
まぁ、その時に赤江さんは開始早々はしゃぎすぎて時間が押してるにもかかわらず、「ウェーブやろうよ!」って言って聞かなかったんだけど。
その、開始早々押しちゃったあたりって、見てるこっちはなんかものすごい感激しちゃって、すでに、「すげぇ!来てよかった!!」ってなったんだけど、内容忘れちゃったという。
赤江さんと山ちゃんがコンビを組んだ伝説の漫才師「赤坂一回キャンディーズ」がこの武道館で新ネタを披露してくれる。その前に場を温めに来てくれるゲストが新幹線の人身事故のせいで間に合わない・・・とか何もかもが思い通りに行ってない。なのに、全然事故らず(いや、事故ってるか?)、会場全体から笑い声が消えない。
赤江さんがよく番組中に似てるんだか似てないんだかよくわからない中途半端な物まねをするんだけど、舞台にホワイトボードと学校にある机が並んだ時点で、「もしや、ヤンクミをやるのか・・・」と思ってみていたら、案の定「おめぇら!」とか言っちゃってる。やっぱり中途半端に似ている。でも、そのコントだかなんだかよくわからない各曜日担当者の知られざる内容の紹介を進めていく中で、どんどん設定を忘れていくのに、「おめぇら」だけはかたくなに守る赤江さんが楽しい。一つだけ誰も座っていない椅子があった。ここに座るべき人が今日は来ていない。
赤江さんが流行り病に感染し、ピン太郎ちゃん(お子さん)と二人自宅に軟禁(ご主人は入院)中に、彼女を元気づけようと、そこに座るべき人が毎日「尻で割り箸を折る」という映像を送り続けてきたと、その動画とともに紹介した。
私が番組を視聴しだしたころには、すでに彼は番組を降りていたし、それほどファンという訳でもないのだけど、その映像を見ていると涙が止まらなかった。さっきまで大笑いしていたのに、おっさんが尻で割り箸を折る動画を見ながらボロボロと泣いた。番組では「P瀧」と呼ばれる、旧木曜パートナーの彼だ。彼の赤江さんを思う優しさが、その動画には溢れていた。
新幹線の影響で遅れてきたゲスト漫才師が登壇し4分半ほどのネタを披露し、会場を沸かせる。番組とは縁もゆかりもないゲストだったが、会場のボルテージは確実に上がっていた。後で聞けば、この4分半のネタを披露した後すぐに、大阪に戻ったらしい。大忙しだな。ミルクボーイ。
大吉先生が土屋礼央に「外山さんのカラオケめっちゃおもろいから聴いて」と伝えたがために、れおれおが外山さん(エリティン)に強く要望して実現したエリティンのカラオケ(ほんとに舞台袖にカラオケの機械を置いて、そこから音を鳴らすとかという驚き)では、機材トラブルでただただ、エリティンがaikoのカブトムシを歌い上げることになったので、本当はこうなる予定だったというのを後日、カラオケやに行って録音したものを金曜日の放送でちょっと流すという事態があったり、赤江さんが番組で時折歌う鼻歌をメドレーにしたものをラグフェアと一緒に歌うとか、もういろんな意味でものすごい。ラグフェアもしっかりと歌を披露してくれて、生ラグフェア、かっこいいなってなった。
赤江さんがなぜか突然、舞台上で服を脱ぎ始め、柔道着姿になってゲストを呼んで柔道をするとか、ホント意味の分からない流れになったので、もしや赤江さんにそっくりな阿部詩選手が出てくるのかと思ったら、ウルフアロンだったし、ウルフアロンは赤江さんに投げられて、マイクを持たされたのに、赤江さんは「ウルフアロンさんでした~」ってコーナー終わらせたので、ほんの一瞬しかいなかったという。
中西圭三さんのミニライブでは、30年前の曲とか披露してくれたし、あの頃と全く声が変わってないという恐ろしさを体験したし、もうね、書いてないこともあるんだけど、ホント盛りだくさんでずっと興奮しっぱなしだった。
華丸さんの無駄遣いとかねwww
一番驚いたのは春風亭一之輔を前座(前説)に利用したってことだよ。
今日本で一番チケットの取れない売れっ子落語家に前座をさせるってすごすぎるよ。赤江さんの人徳なんだろうな。
ごきブラで赤井英和とかサブロー師匠にいじられまくってた頃には、こんな風になるなんて想像できなかったなぁ。
配信チケット買えばアーカイブが9月28日(水)23:59まで観れる。
どうしよう、買おうかな…映像丸ごと円盤で出してほしいところだ。