野外は危険がいっぱい(椿荘オートキャンプ場 体験記)
前回の冒頭でJALのClass Aカードをゲットし、10月半ばに鹿児島に行くと書いた。私のnoteはTwitterやInstaと違ってあまり聖飢魔II信者さんが読みに来ているとは思わないけど、念のため書いておくことにする。
前回の投稿後割とすぐに、聖飢魔II公式から案内があった。
「THE GREAT SATSUMANIAN HESTIVAL 2022 開催中止」
当初、聖飢魔IIが出演予定だった鹿児島でのフェス(ここではヘス)が中止になったという知らせだ。あまりにもタイミングが良すぎて、あれ?みざさん、鹿児島行くって言ってたけど、あれってヘスのことだったんじゃ?と心配された方がいたかもしれない。
が・・・残念ながらヘスではないし、日程も微妙に違うから安心されたし。
じゃあ、何しに行くのかって?
今のところ、鹿児島空港で朝ご飯を食べようと思っている。ただそれだけだ。
朝ご飯と言えば、前回の谷川岳でのキャンプ場で朝食としてカレーを食べていたが、あれって結構らくちんでメスティンで米を炊くときにメスティンの上にレトルトカレーを乗せておくだけで、米が炊けるころには十分カレーが温まっているという、もはや米を炊くだけで、カレーが食えるという最強の朝ごはん。なので、実はその次のキャンプも同じく朝はカレーだったりする。ただ、普段自宅では買わないようなちょっと良いカレーだったりはするけど。
ということで、谷川岳の次に行ったキャンプの話をしてもよいのだけど、実はあまり写真を撮っておらず、話を膨らませるのが難しいなと思っている。
なので、谷川岳とその次のキャンプの間にあったことを書こうかと思ったのだけど、谷川岳に行ったのが6/25-26で、その次のキャンプが7/9-10だったので間、2週間しか開いてなかったわ…
その間にあったことって、映画ゆるキャン△の初日舞台あいさつをみにいったら、パンフとマグカップとステッカーを買ってお財布に強烈なダメージを受けたとか、きれいな映画館なのに若干臭いが気になったとか、カリブー君のコスプレイヤーがいたので、一緒に写真を撮ったとか、声優さんたちを眺めても大垣千明(原 紗友里)推しだと気がついたとか。
ゆるキャン△コラボのアメリカンソフトクッキーが700円もするのに5個も買ってしまって3500円もかかったとか。
参議院選挙の不在者投票に行って、「期日前投票」が「きじつまえとうひょう」ではなく「きじつぜんとうひょう」と読むのが正しいと知ったくらいしか出来事がなかった。
キャンプ前日、2月末に利用したもつ鍋やに買い出しに行った。
今回土鍋はもっていかない予定だが、果たしていろり鍋でも美味しくいただけるのだろうか?
ここのもつ鍋セット、スープはビニール袋に入れて渡してくれるので、前回はそのまま持っていって鍋にそそぐときに盛大にこぼしちゃったので、今回は自宅でペットボトルに詰め替えて、凍らせてからクーラーバックに入れて持っていくことにした。途中でこぼしてしまうこともないし、鍋にそそぐのも注ぎやすかろうと。。。
今回のキャンプ場は道志村にある。
道志村はキャンプ場がたくさんあるのだけど、買い出しできる場所がまぁほんとにない。関東から行くと多くの人が「マルエツ 三ケ木店」を利用するのではないかと踏んでいる。ちなみに、三ケ木は「みかげ」と読むらしい。難しいな。
その分、このマルエツではキャンプに使うものがたくさん売っている。今回便利だなぁと思ったのは薪。いわゆる薪だけではなく、焚き付け用にかんなで削ったでっかい鰹節みたいなものが入っている。実際のところキャンプ場は杉の葉が大量に落ちているので、焚き付けには全く困らないのだけど、鉋屑はなかなかに楽しかった。
今回、たまたま車出来ている友人がいたので、薪を載せてもらったけど、ソロだとキャンプ場につく前に薪を積むのは不可能なので、利用できる機会はそれほど多くないだろうけども…
マルエツを出て約24㎞、やってきたのは椿荘オートキャンプ場。
一時期有名になったところだよ。今年も話題になった場所だ。
良い話じゃないのが残念なところだけど。道志みちから入ってすぐのところにある小屋で受付をし、山道を登っていく時折分かれ道がある。自分がいる場所が一瞬分からなくなる。無事に指定されたサイトに到着し設営を始めながら思う。ここ、風景がほとんど同じだから、大人でもちゃんと意識して歩かなければ一瞬で迷子になるよな…
小さな子供が一人で歩いたら、そりゃ行方不明にもなるよ。。。
てかさ、先に行った友達のところに行ってくるという子供に対して、それを許可しちゃまずいって…子供なんてすぐに舗装された道を外れて近道しちゃおうとしたりするんだから…
少し、悲しい気分になった。
全てのキャンプを楽しむ人に言いたい。
キャンプ場では決して油断をするな。
楽しいのは分かる。BBQなんてしたりして、普段とは違って羽を伸ばしたりしちゃうこともわかるよ。でも、そこは自宅じゃないし、勝手知ったる場所でもない。大人なら自分一人のことなら何とか守れるかもしれない。けど、あくまでも、かもしれないレベルだ。隣のキャンパーが善人だとは限らないし、君の背後の山にはクマがいる可能性だってあるんだ。
子供から目を離すな。って簡単には言えないのは分かっている。けれども、守れる命を自ら手放してはいけない。移動するときは必ず手を繋いで一緒に移動してください。
ちょうど、今日(9/6)、Twitterで「ソロキャンプ」がトレンドに上がっていた。楽しい話題ではなかったし、元になったツイートは消されていたので、詳しくは分からないけれど、外は危険がデンジャラスだって昔から言ってるじゃんか。
それはそれとして、椿荘キャンプ場、いいところだったよ。
取り立てて、杭が打ってあったりするわけじゃないのに、なんとなく区画分けされている。段差だったり、木の生え方だったりで。
そのせいで、思わず水場に行くのに、よそ様のサイト前を横切ってしまったりというのは有ったりするけれど、その辺は事前に断りを入れておくなり、ちゃんと遠回りをすればよい。トイレは問題なくキレイだったし、水場の水はきりっと冷えてて気持ちよい(冬場は大変だろうけど)。場所によっては冷蔵庫が設置されている場所もあったけど、あれは利用していいものなのかどうか…
なかなかの森なので、ハンモック泊も捗りそう。
今回のキャンプは久しぶりに友人数名と一緒のソログルキャンだったので、
広めのサイトを抑えてあって、三者三様距離を取り合って、タープオンリー、ハンモック泊、大型テントのみとそれぞれホントばらばらなキャンプスタイルを楽しむこととなった。
お隣のサイトは友達の友達という何だかどこまでが知り合い何だかわからない感じになっていて、途中焚火を囲んでの談笑などもあったので、それはそれで楽しかった。しかし、偶然にしてはよくできているものだ…
サイトについて、普通なら設営から始めるのだろうけど、いや、まずは一杯。ということで何のセッティングをすることなくビールでのどを消毒する。こういうの大事よね。
昼ごはん食べてないとかそんなことは関係ない。体が求めるがままに行動するのが良いのよ。
一本飲み終えてから、設営。タープも張ろうかなと思っていたけど、意外とお隣のガイロープがせり出してたので、まぁ無しでいいかとなった。
早めの夕飯なのか、遅めの昼ごはんかよくわからないけど、マグロ納豆などを作って、本格的の飲み始めることに。
薪に火をともすにはまだ早いなぁと思いながら、なんとなく手持ち無沙汰だったので、杉の葉をかき集めて着火。まぁあっという間に火がともる。
気がつけば、友人たちが私の焚火の周りに各自椅子をもって集まってくる。
ただのグルキャンやんかwww
とはいえ、焚き火台を囲んでの談笑だから距離もそれなりに確保できているので良しとしよう。
気がつけば、友達の友達もやってきて、みんなで手持ち花火なんて始めてる。いい年したおじさんおばさんたちが手持ち花火でキャッキャしてるのってなかなかに新鮮で面白かった。
例のもつ鍋だが、焚き火が緩かったのか、遠すぎたのか思いのほか熱が通るのに時間がかかり、前回ほど「うま~っ!」とはいかなかった。〆の麺が良い感じでゆであがるのに、火力が弱いせいかものすごい時間がかかってしまい、スープを吸い尽くしていた。。。鍋のせいってのもあるのかもしれないな。あと、そもそも季節があってないという話もある。
途中、想定していなかった雨が降り始め、屋根のない私の焚火場所は即撤収し、お隣のタープの下で飲み直し。翌日、レイトチェックアウトにしようと心に決めていたもんだから、結局1時前くらいまでだらだらと飲み続けた。
朝になったら、昨夜の雨は上がっていた。
ただ、テントは割としっかりと濡れているので、太陽の光で乾くのを待たなければならない。
遅くまで起きてたからと言って、起きる時間が遅いのかというと、別にそんなことはなくて、7時過ぎには普通に起きる。まぁ、キャンプの朝と思うと少し遅いかな。この記事の上の方で、朝はカレーと書いていたけれど、実際にはみんな大好きカレー麺。
なんとなく、荷物を片付けるというか整理しつつ、だらだらと過ごし…
何でキャンプ中の午前中ってあっという間に消え去るんだろう?特に何かをしていたわけでもないのになぁ。
なんとなくお昼ご飯の用意を始める。
今度こそ、正真正銘のカレーwww
貴族のウインナー添え。
しっかりとお昼ご飯も食べたので、そろそろ真剣に片付けないと・・・
テントも乾いてきたし、昨日履いていたジーンズも乾いた。
部屋着のようなゆるい恰好から、ちゃんとバイクに乗れるような格好に着替えつつ、テント以外のものを片付けていく。
テントを撤収してしまうと日をよけるものがなくなるので、ギリギリまで。。。
テントの両サイドを開け放って、完全な日よけとして利用しつつ
小物の片づけをするためにテントからバイクに荷物を移動して、再びテントに戻ると反対側(山になっているので、ほぼ壁)からものすごい勢いで吠えながら何かよくわからない動物がこちらに襲い掛かってきた。
驚いて、動物と同じ速度で後ろに飛びのいたのだが、よく見るとミニチュアダックスフンドだった。
上のサイトの住人から逃げてきた様子。
飼い主とおぼわしき女性が後を追いかけてきたのだが、全然追いつく気配がない。犬はどんどん坂道を駆け下りていく。
なぁ、何でリード外したんや?
犬が私にかみついていたら、どう責任取ってくれるんや?
私が驚きのあまりフルスイングで蹴っ飛ばしてたりしたらどうするつもりやったんや?
犬がその後どうなったのかは知らないが、そういうところやぞ。と、思わずには居れなかった。