TokyoCampはパチグリルにあらず
水曜日ですね。買ってよかったものを紹介する日です。
今日は、私のもっている焚き火台を比較しながら紹介しようかと思います。
とはいえ、全てタイプが違うものなので、同じ視点での比較というわけには行かないので、そのへんはご理解いただければと。
ご存知のように、私はツーリングキャンパーなのでキャンプギアを選ぶ第一条件として、コンパクトであることが必須です。なので、私が今回紹介する焚き火台はどれも、その条件は満たしているものと考えてもらって差し支えないと思います。
キャンプを初めて間もない頃は同行する人が焚き火台をもっていたので、私はまだ焚き火台を購入していなかったのですが、今後一人でキャンプに行くことも視野に入れると、焚き火台は必須のアイテムだろうなぁと思ったので色々物色したものです。
当時の私は焚き火台に対してある憧れがあり、その憧れを満たすものを探した結果選んだのがこれです。
なんかね、焚き火の上にお鍋をぶら下げて調理するのに憧れたんですよ。囲炉裏みたいな雰囲気ですね。で、色々調べて、アレがトライポッドというものだと知り、トライポッドがついていて、そのまま焚き火台になるものが〜と探して見つけたのが、これだったんですね。しかも、ライダーズって書いてあるし、完璧じゃんと。
実際に使ってみるとこんな感じ。いい感じですよねぇ。鍋ぶら下がってないけど。このトライポッド部分は一本の棒が4本に分かれて収納できる上に、薪を乗せる部分はメッシュシートなので鉄の棒をまとめてくるっと収納できるわけです。そして、メッシュシートは空気をよく通すので、よっぽどのことがない限り、火吹棒がいらない。まぁ、ガンガン薪が燃えます。鍋を吊るすチェーンは長さを調整することができるので、鍋に対する火力調整が割と簡単にできるという点でもすぐれものです。難点を上げるとすれば、トライポッド部分にすすが大量につくので、組立時や解体時には手袋が必須ということと、油断してると薪が落ちるということかな。手袋がいるというのはまぁどうでもいいといえばどうでもいいのだけど、油断すると薪がメッシュシートから落ちてしまうのはイタダケない。ソロキャン中にトイレに行くたびに焚き火を消化するというわけにも行かないので、つけっぱなしで離れるんだけど、そのときに巻きが落ちたりすると直火と何ら変わらないことになってしまうから・・・
次に買った焚き火台は、焚き火用というか、炭焼グリルとして使うことをメインに買ったこれです。
大人気、B6君です。間違えて学校に持っていってしまったり、友達にメタル賽銭箱なんて言われちゃうアレです。あまりのコンパクトさであの人もお求めですよ。
もちろん焚き火台として使うことができるのですが、なんせB6サイズなので、薪を随分細かくしないと入れることができません。やっぱりこれは炭入れて焼き物するのがいい感じだと思います。
すごい絵になるんですけど、このやり方はおすすめできません。竹串があっという間に燃えて、鶏肉が炭にダイブしちゃいますのでwww
別売りの鉄板などを買ってその上で調理するのがいいですよ。
こんな感じです。この鉄網はB6君専用のグリルプレートですが、収納時には畳んだB6君にはめ込んだ状態で、付属の収納袋にしまえるので便利な上に、驚きのコンパクト収納です。なので、B6君は使う予定がなくても常に持ち運んでいる道具箱に入っています。キャンプ場で焚き火に乗り気じゃなかったりしても、炭さえあれば調理ができますからもっておいて損はないと思います。
次に買ったものは、純粋に焚き火を楽しむ目的でかったソロストーブです。
ウッドストーブともいい、そのへんで拾った小枝とかで簡単に焚き火が楽しめる代物です。一般的に焚き火って薪から出た可燃性ガスに引火して薪が燃えるんですけど、一部燃えきらないガスが煙となって排出されます。
このソロストーブはこの燃えきらなかったガスに再度高温の熱を与えて引火させるため、煙が少なく、きれいな炎を眺めることができます。その上、通常の焚き火台より高火力になるので調理用コンロとしても結構重宝します。
手持ちのダッチオーブンでもちゃんと支えられるしいい感じですね。
ただ、構造上燃えカスが灰として内部のお皿上のところにたまるのですが、このお皿部分は穴が空いていてそこから空気を取り込む仕組みになっているのですが、その穴を塞いじゃうんですよ。その結果、ちょくちょく手をかけてあげないと、火力が落ちてしまい、最終的には消えてしまいます。
とはいえ、消えてしまってもすぐ簡単に着火できますので一度に大量に調理することがなければ、これ一つで出掛けても十分焚き火も調理も楽しめます。
この写真では使ってないですけど、下に受け皿を引いておくと、灰の処理もしやすいのでおすすめです。
最後、最近購入したピコグリルもどき。
これ、いいっす。使ってる人によっては、薪から五徳部分までの距離が離れていて火力がちょっと・・・という話も聞くのですが、個人的には全く気にならない。キャンプ場で買った薪をそのままゴンッとおいてもびくともしないし、上にのってるコの字型のもの(スピットというらしい)を使ってその上にクッカーをおいたり、なんなら直接食材載せても問題ない。なんかね、絶妙な幅なのよ。ホタテの貝殻だったら余裕で支えられるし、ケトルとかもちゃんと支えてくれる。
個人的には薪とクッカーの距離が近すぎると火力調整が難しい気がしているので、これくらいの距離感がちょうどよいなぁと思っている。けれども、いやいや、もうちょっと近いほうがいいよという人のために、オプションパーツも売ってるので心配なく。
しかし、この焚き火台、ホント使い勝手が良すぎて、最近では最初に買ったトライポッド付きの焚き火台を持ち歩かなくなった。なんてったって、あのトライポッドタイプの弱点である、薪が転がり落ちるということが無い。(もちろん、薪を入れすぎるとそういうこともあるだろうけど)
あと、トライポッドタイプのものは組み立てや解体のときに棒をねじねじしなきゃならないけど、これは穴にさすだけなので、めっちゃ簡単。そのくせしっかりと強度がある。ピコグリルに比べてお手頃価格だし、イチオシの焚き火台です。ちなみに、ピコグリルのお値段はこんな感じ。
あ、写真を見てもられば気がつくと思うけど、ガンガン灰が落ちるのでこれを使うときには焚き火シートなどを必ず使ってくださいね。
こういったものを敷いておくと、灰の片付けがめっちゃ楽ちんですよ。
今日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
よかったら先週のおすすめも見ていってくださいな。と思ったら、書いてなかったので先々週のを・・・(日傘おすすめです)
自己紹介的なのはこっち。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?