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「普通のお母さん」に憧れたけど、私もぜったい「普通のお母さん」にはならないだろうと思った。※そもそもお母さんになるかも不明

私の母は昔から、なんか、ちょっとすごかった。

「甘いものばっかり食べたら虫歯になるよ!」「ごはん前だからダメ!」
ではなく
「砂糖のとりすぎはアレルギーになりやすくなるからバレエのレッスン後の缶ジュースはダメ」
だったし、

お化粧もマニキュアも
一緒に楽しむでもなく、逆にそんな余計なことして!でもなく
「子供は肌のバリアが弱くてアレルギーになりやすいから禁止」
だったし、

「勉強しなさい」じゃなくて
「宿題終わらなくて9時に寝れないなら塾やめなさい」
だったし、

食べ物の好き嫌いは「とくに子供は、体に合わないものを本能的に察知して食べないことがあるらしい」という理由で無理に食べさせられることはなかったし、

愚痴の代わりに心理学に基づいた分析してるし、

「勉強しなさい!って怒って成績上がるなら怒ればいいけど、そうじゃないやん?」ってママ友に説いてその子供の成績上げてたし、

テストの結果は分析され、どこをどうすれば改善できるかみたいなアドバイスをされるし。


※アレルギーに敏感なのは、母自身が出産後にひどいアトピーとアレルギーを発症して苦しんでいたからです。アレルギー体質は遺伝するので、私は絶対何かのアレルギーになると小児科医から言われていました。結果、なにもならなかったのは母のおかげかもしれない。


そんな母に対して、反抗期まっさかりの中学生の私は思いました。

"お母さん"って、そういう生き物だっけ?
もっとおせっかいで、論理的じゃなくて、世間体を気にする生き物なんじゃなかったっけ?
「勉強しなさい!」って口酸っぱく言っテスたりテストの点で怒ったり、周りの親がジュース買ってたらつい買い与えちゃったり、娘がおしゃれに目覚めるのを喜んだり蔑んだりするもんじゃない??

ケンカついでに「普通のお母さんみたいになってほしい」と言ったこともあります。

大人になってから思うことは、

正しすぎると反論できなくて、苦しいよね。
しかも、私が万全な状態でいられるようにと考えて言ってるのは丸わかりだから「愛されてない」って母を否定することもできなかったもんね。
ただ「お母さんが言ってることは正しいけど、なんか嫌!」としか言えないもんね。

ってこと。


だけどもし私がこの先、子供を産み育てる機会を得たら、母と同じような(又はさらにぶっとんだ)母になるんだろう。

子供が女の子でお化粧に興味持ちだしたら、化粧品検定とか勉強して「〇〇社の製品は成分がこうだから、△△社のにして!」とか言ってそうな気がする。

その答え合わせができる日がくるのかは、まだ分かりませんが。

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発達凸凹セラピストの、カタヨリガチな日々
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