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ハンドボール投げ3メートルレベルの運動音痴ですが、体の使い方とか教えてます。
3歳から8歳まで習っていたバレエでは「できる子」扱いだったけど、今思い返したらそれは「芸術的な感性がある(運が良かった)」「左右が分かり、数の概念がある(母のおかげ)」ってだけで褒められる年齢だったから。
とくに球技が苦手で、小学生の頃には先生から「ボールをよく見て逃げましょう」とコメントされたこともあります(むしろ優しいありがたい)。
そんな運動神経悪い芸人な私、
体の使い方を教えたりしてます。
はじまりは大学院を休学した23歳、ずっとやってみたかった社交ダンスを習ったら、あまりに自分の姿がダサくて衝撃を受けたこと。
その原因が姿勢や体の動かし方にあることは、火を見るよりも明らかでした。
そこから独学で自分の姿勢をどうにかマシにしたのを機に姿勢に目覚め、転職して27歳で「パーソナルストレッチトレーナー」とやらになってみたり、「姿勢改善アドバイザー」の資格を取ってみたりすることに。
ただ、元々が運動神経皆無・運動嫌い・超面倒くさがりの私にとっては
筋トレや体幹トレーニング、毎日メニューが決まった複雑なストレッチ、ヨガやピラティス、高頻度で通わなきゃいけない施術etc…
全部、無理!本当に、無理!!!
ぜったい自分はやりたくないし、それを人に勧めるのもなんだか変…と散々モヤッた結果、
動きにくくなった体のパーツ
→施術で「いいかんじ」に戻す
「いいかんじ」の体をキープするために
→体の使い方を改革するコツ伝授
自分で「いいかんじ」に戻ってこれるように
→超簡単なセルフケア伝授
この3本立てでいくことにし、今に至ります。
個人的な運動神経悪いエピソード
・握力4、背筋0を出す(小3)
・今でも握力は15くらい
・ハンドボール投げ3m (中1)
・助走つけてボールを投げられない
・ゴールにボールを入れらない
・ドッヂボールは逃げる専門
・何もないところでこける
・走り方がアラレちゃん
・全出席なのに体育の成績が2 (高2)
探せばどんどん出てきそうだけど、嬉しいエピソードじゃないので記憶から消している気がする…
そんな私でも=運動神経最悪でもできる
“体の使い方改革”が生まれたのは
体の動きに関わる神経は運動神経だけじゃなかった、というのが大きいと思います。
運動機能に影響するのは、『体性神経系』で、
『体性神経系』には「運動神経」と「知覚神経」がある
運動神経:脳から信号を送り筋肉を収縮させ体を動かす
知覚神経:皮膚感覚や動き・位置の感覚を脳に伝える
ちなみにこの『体性神経系』は自律神経系とは違って意識的にコントロールすることができ、つまり鍛えることもできるそうです。
私はどう考えても運動神経は弱弱すぎてちょっと頑張ったくらいでは人並み以下でしたが、知覚神経の方はむしろ強いみたい(感覚過敏があるし当然といえば当然?)。
その「知覚神経」を活かして、体を観察してみたら…。なんだか良い感じに体を動かせるようになってきた!
って感じ。
もちろん運動神経は悪いままなので、助走つけてボールを投げるとか、そういうのはできないんですが、
体を傷めにくい&見た目にも良い感じの歩き方とか、腰痛を起こしにくくするにはどこをどういう風に動かしたらいいかとか、そういうのは分かる。
あんまりnoteではこっち系のテーマで書いてこなかったけど、これから少し触れていこうかと思っています。
発達と運動機能ってかなり近いところにあるものだし、鬱の回復への運動の影響とかもあるみたいだし。
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