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2024年 わたしの寄附レポート

ソーシャルセクターの仲間であり、NPO法人Earth Companyで活躍している島田颯が毎年恒例にしている1年の寄付先をレポート形式で公開していたので(こちら👇)、inspireされて私も公開することにしました!

今年は、自分自身が怒涛のような変化や、資金調達に走ることが多くて、金額・支援先ともに多くはないですが、こうして公開することで少しでも寄附の文化が日本でも広まってほしいなとおもっています😌

寄付総額:50,064円
団体数:5団体
クリエイティブドネーション:2団体

私の寄付履歴メモから

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01.「平和×デザイン」国際NGO12年の実績を事例集にまとめ、展示会を開催したい!

  • 支援日:2024/01/14

  • 支援金額:5,495円

  • キーワード: #平和

寄付を募るためのチラシやパンフレットをはじめ、様々なコミュニケーションのデザインを認定NPO法人テラ・ルネッサンスで行われてきた小田さんの卒業のニュースとともに立ち上げたこの「Design for Peace」事例集出版のお知らせ。以前からその取り組みや目の付け所がとても素敵だと思っていた小田さんのこの挑戦は必ず応援したいと支援しました!

特に、NPO・ソーシャルセクターでは「デザイン」が重要視されはじめてまだ日が浅いですが、デザインはその団体の思想や姿勢を明確にし、応援し続ける支援者との関係構築においてとても重要なものの、受益者に向けての活動に集中していると優先順位が下がってしまうものの一つと言われています。

このNPO×デザインという舞台、そしてデザインを通して平和に向かうこの取り組みの事例集はすべてのソーシャルセクターが手に取り見るべきだと思い、広めたくて支援したとも言えます!

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02.難民キャンプの子どもたちに教育の機会を!

2017年、ミャンマーでロヒンギャ民族に対する大虐殺が行われてから約6年。隣国のバングラデシュの難民キャンプには今も、母国を追われた子どもたちが多く暮らしています。虐殺から年数が経つにつれ、世界からの支援は急激に少なくなり、キャンプ内に建てられた学校の多くが、現在閉鎖を余儀なくされています

教育の重要性は誰しもが知っている中、その閉鎖までの期限が近づく中、少しでも延長できないかと、かつて難民だったNPO法人 Human Welfare Association 代表の長谷川留理華(るりか)さんがたちあげたクラウドファンディング。

るりかさんには、NPO法人e-Educationのプログラムで出会い、それ以降、難民・移民に関する世界の問題については自分自身が勉強不足で状況理解に時間がかかってしまっていたことから、るりかさんには遠慮なく難民の現状や課題について聞いたり相談をさせていただける仲になり(本当にありがたい…!)、彼女のこのプロジェクト立ち上げは何かできないかともんもんとしていた私に機会を作ってくれました。立ち上げてくれてありがとう!

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03.障がい者雇用問題改善!出張型の職業体験テーマパーク『キャリアランド』を創りたい!

  • 支援日:2024/08/10

  • 支援金額:11,569円

  • キーワード: #障がい  

障がい当事者の復職は、障がいに伴う活動範囲が狭く・少なくなるだけでなく、自己効力感の低下といった障がい者自身の課題もあれば、もうひとつの高いハードルとして、企業側の環境的・心理的受け入れという問題があります。障がい者雇用の法定雇用率が2.5%に引き上げられたにも関わらず、約50%の企業で目標が未達であるという状況下、2027年には2.7%に引き上がるにもかかわらず、雇用状況はさらに深刻。

友人である小林純也さんの挑戦への応援と言う思いもそうですが、自分自身の経験からも、障がい当事者には自己肯定感と自己効力感の向上を、企業には障がい者理解促進と採用可能性の発見を感じられる場所をと言う考えに共感したので支援しました!応援!!!

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04.花のある暮らしがお得に楽しめる! 『RIN マルシェ』が世田谷にopen!

花農家さんが規格外などの理由で廃棄せざるを得ない花や、市場で売れ残ってしまう花、そしてイベントで廃棄される花など、まだ美しいにも関わらず廃棄予定になってしまっている花はたくさんあります。これらを「ロスフラワー」とし、最後までその美しさと命を大切にしようとする取り組み。

需要と供給のバランスや、消費者側の価値観の偏りによって、"そのもの"が変化せずとも価値が変わってしまうことは花以外にもたくさんあるのですが、特に「花」はその儚さゆえの美しさも相まって寿命の短さからも廃棄されてしまうことが多い。循環の仕組みをうまくハックして解決しようとする取り組みの一つとして注目しています!

代表の河島 春佳ちゃんとはお互いがまだまだ小さなスタートアップであった時からの知り合いで、彼女の一大決心と挑戦には応援しないと言う選択肢はありませんでした!とっても応援!

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05. 360トンの廃棄物を命を救う石けんに〜80万人の難民に支援を〜

以前マーケティング・PR担当として携わらせていただいていたEarth Companyが支援するIMPACT HEROであり、直接話を聞いて心動かされたサミールの挑戦への応援。

世界には1億2000万人の難民/避難民が劣悪な衛生環境で生活している一方で、毎年2億5000万個の石鹸が工場から直接埋立地に廃棄されています。サミールが代表を勤めるEco-Soap Bankで、工場から未使用のまま廃棄される石けんをリサイクルし、子どもや難民の人々に届け、大きな死亡原因の一つである下痢などを未然に防ぎ、命を救うというミッションに向けたクラウドファンディングへ支援しました。

2つ以上の社会課題をソリューションで繋ぎ合わせて解決に挑むこの取り組みは、環境問題と難民に関する問題どちらも解決する仕組みが素晴らしく、サミールと話した時も人生を通してそのミッションにコミットすると決断したと言っていて、とても刺激を受けました。

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番外編:クリエイティブドネーション

私は、広義の意味でのデザイナーであり、社会課題解決に挑むそれとして「ソーシャルデザイナー」と自分のことを銘打ってみているのですが、お金で解決できない部分があるとも知っている身として、「クリエイティブ」による寄附もときどきしています。今年は比較的少なめでしたが、こちら!

06.NPO法人 Human Welfare Association

日本では2024年1月1日に発災した能登半島地震のニュースが毎日流れる中、1月7日にバングラデシュで起きたロヒンギャ難民キャンプで大規模火災がおきたことは未だほとんど報道されていません。少なくとも4,200人の子どもを含む、約7,000人のロヒンギャ難民が住居を失い、学校やモスクも被害を受けました。

上記したように寄附もしましたが、寄附集めや協力者がSNSで投稿するための画像をその日のうちに作りました✊

日本語を母語にする人向けの画像
難民キャンプにいる方からの情報でつくった画像

07.OMUTSU WORLD EXPO

2025年の万博で開催される、「OMUTSU WORLD EXPO」のモデル募集に伴う画像をつくりました!おむつは排泄障害、高齢者、尿漏れ、生理など多くの人が利用しているもののイメージがあまりよくなくて、履いていることが悲しい気持ちになってしまったり、自尊心が傷ついてしまうことも多々。

万博では、多くのおむつメーカーとともに新たなおむつのイメージをつくるためにファッションショーを実施します!そこにむけて、多様な体型や障害・国籍の方々を広く募集しました!

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2024年の振り返りと、2025年の抱負

寄附をするだけでは社会は変わらないし、寄付だけが選択肢ではないともおもうものの、緊急時や一歩力をこめて進めなくてはならない時に「お金」は必要。友人たちが大きく挑戦するときには応援したいし、緊急時には全力で寄付をしたいとおもっています💪

そして、社会・世界の課題の全ては自分自身にもつながっているからこそ、選挙での意思表明としての投票や、納税先の選択(ふるさと納税とか!)、自分自身が多くの時間をつかう働く場所・ことを丁寧に選んでいきたい。

そして、寄付は一方通行の支援なのではなくって、寄付を通して関係ができるNPOやNGOからその団体が注力する社会課題の現場を教えてもらえる。ニュースよりも現場の声が聞けるとおもうので、2025年は興味あるところだけじゃなくていろんな団体を知って勉強し、寄付していきたいです!

2025年もたくさん寄付したいと思います。

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田中美咲(社会起業家)
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