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人生を幸せにする方法
運営スタッフをしている共創コミュニティSUSONOで、8/29に佐々木俊尚さんと写真家の幡野広志さんのトークイベントを開催します。
それに先がけて行った幡野さんの著作の読書会の備忘録の第2回です。
1回目は下記からご覧ください。
++直系家族と拡大家族
本の中で、NASAが採用している直系家族と拡大家族という概念が紹介されている。
直系家族→乗組員の配偶者、子供、子供の配偶者
拡大家族→乗組員の親、兄弟など。祖父母や親友も含まれる
これには驚いた。
日本人の考える感覚とはかなり違う。
でも、これは理にかなっている。
「自分で選んだパートナーとその子供」というのが直系家族。
つまり、自分の意志で選んだ家族ということだ。
子供は、親を選べない。
親だけでなく、兄弟も祖父母も然り。
血の繋がりは確かに濃い縁ではあるけど、必ずしも良い縁とは限らない。
日本の現状は、この概念がイマイチ合わないこともありそうだなとは思う。
配偶者を自分で選んだと言い切れないような人もまだまだいるし、子供のために離婚しない夫婦も多い。
そのあたりがアメリカとはちょっと違うかもしれない。
でも、自分が本当に選ぼうと思えば、選ぶことはできる。
家族も、選びなおすことができる。
この考え方は、きっと多くの人を解放するんじゃないか?
そう思う一方で「でも」と私は思った。
家族は、選びなおせるかもしれない。
でも、配偶者と子供だけが家族なのか?
だとしたら、家族を持てなかった場合の救いはどこにあるのか?
家族を持たないという選択をした場合、自分の居場所はどこになるんだろう?
++選ぶ覚悟と葛藤
私には、子供がいない。
そして多分、年齢的に産むことは難しいだろう。
これは自分で選んだことだ。
後悔はしていない。
でも、それでもたまに思う。
女として、産まない人生でよかったのか?
家族って、何だろう?
私は孤独なんだろうか?
この葛藤は、死ぬまで続くのかもしれない。
だけど、産んだとして葛藤がなくなるか?といえば、そんなこともないだろう。
産むことで何かを失ったと思っている女性も何人も見てきた。
どちらを選んだとしても、葛藤がなくなるわけではないのだ。
じゃあ、どうしたら後悔に飲み込まれず、前を向いていられるのだろう?
++自分の人生が幸せだと、自信を持って言えるということ
「僕は自分の人生が幸せだと自信を持って言える」
幡野さんが自身のガンを発表したブログには、こんな言葉があった。
しかも、ガンだからかわいそうだという物語に組み込まれたくなくて、あえてそう宣言したのだという。
自分は幸せだと宣言すること。
これは、覚悟と言い換えてもいいと思う。
自分で自分の人生を幸せにする覚悟。
誰かの価値観や病気という不運のせいで「かわいそうな人」になるのではなく、自力で人生をコントロールする決意とも言えるだろう。
正直、不幸になる方がラクだ。
周りから「かわいそうに」と言われて悲劇のヒロインになる方が簡単だし、それはある種の陶酔感すらある。
視野を狭め、自分の世界に閉じこもってひたすら「私って可哀そう」と思いながら生きる。
かつての私は確かにそんなところがあった。
でも、ずっと不幸に陶酔していられるほど、人生は短くない。
生きづらく、可哀そうな私に、私自身が飽きてしまった。
不幸は、飽きるのだ。
幸せになるには、覚悟を決めるしかない。
私は幸せだと、自分で決めるしかない。
そのために、自分の選択が良い結果をもたらすように前を向くしかないと思う。
「私は自分の人生が幸せだと自信を持って言える」
いつかハッキリとこう宣言できるように。
(続きます)
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