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おもてなし

インタビューをしたり、ワヤンに行ったりすることがこの1年の主な活動だったので、行くところ行くところでたくさんのおもてなしをしていただいた。

さっきはとあるダランのお宅に伺って、お話が終わったのでおいとまするかと思っていたら

「ご飯を食べるから、一緒に食べよう」

と食事に誘ってくださり、テンペや揚げ物、野菜などをご飯と一緒に食べた。おかずもご飯もとてもおいしかったし、インタビュー以外の世間話もできてとても楽しい時間を過ごすことができた。

左はBakwanという揚げ物。右の豆がたくさん入っているおかずはBotokという料理で、Boyolali名物だそう。細かいココナッツと唐辛子が混ざっていて結構辛かった。

「こんな食べ物は日本にはないでしょう?」
と言われることも多い。(それで、ないと答えるとすごく喜ばれるし笑、実際に、多くのものは日本では食べられない)。

そういえば、別の日の話になるが、インタビューの後、近くの屋台でミーmie(麺)を買ってきてくださって、一緒にいただくなんてことも何回かあったなあ。

mie ayamも大好きなんですよね

そう、こうしてひたすら食べさせてくださる方のなんと多いことか。これがジャワ人式のおもてなしなのだろう。びっくりするくらい、何度も「飲みなよ」「食べなよ」と勧めてくださるし、ご飯をよそって食べるタイプの食事を出してくださる時は、高確率で
「もっとご飯を足しなよ、もっと食べてね。」
と言われる。(そんなに食べられないよ〜と思うことも多い…笑)

メニューは、その土地の名物だったりすることも多くて、知らない食べ物に出会えることも楽しい。そして何より心づかいが本当に嬉しいし、あったかい。これからインタビューの内容を引用する時はきっと、その方と一緒に食べたおいしいもののことも一緒に思い出すだろうし、きっとそのあたたかい思い出が、わたしをつき動かしてくれるのだろうなと思う。

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