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目標達成のためのタイプを知る

みなさん、月の初めや年の初めに目標を設定しますか?設定しているとすれば、どうやってしていますか?

目標を立てる、そしてそれを達成するために日々過ごす。書いてしまえばなんてことないんだけれど、月の終わり、年の終わりになると「全然できていない…」と落ち込んでしまうこと、ありませんか?それは私です。

目標は張り切って決めるのに、全然できなくて。ただただ落ち込むためだけに目標を立てているのか?と疑いたくなるほどなときもある。

ただ、気づいたのは「目標の立て方、そしてそれを達成するための方法は、人それぞれタイプが異なる」ということ。今日は取り急ぎ「私のタイプ」について話していきたいと思います。

「月10本」じゃなくて「3日に1本」

コツコツと、着実に。

見出しはなんのことかと言うと、noteを更新する頻度のことである。私はnoteを書くことが好きだし、ほかの方のnoteに綴っている言葉を読むのも好き。だからこそ、定期的にnoteを更新したい、とずっと思っていた。

そこで、3月に「noteを月10本更新する!」を目標に掲げた。結果、どうだったか。月に3本しか更新できなかった。もう1度、4月に再チャレンジ。4月も月3本しか更新できなかった。

書きたい気持ちはあるし、実際に下書きにはたくさんあるのに、「更新」ができない…そんな状態が続いていて。なんでだろう?と考えたときに、私にとっては「更新」のハードルが高すぎるんだ…!ということに気づいた。

「いいものを書かなきゃ」と勝手にハードルを上げていた

完璧主義なので、1つのnoteに対して熱量かけて5,000字とか書いてしまう。写真もきれいにレタッチして挿入して、タグを決めて…などしていると、なかなか「書く」ことはできても「更新」ができなかった。

そこでまずは「完璧」を目指すのをやめた。文章をブラッシュアップしていなくても、5,000字書けなくても、まずは形にできたものからどんどん「更新」してみよう、と。

そして5月は、目標の設定を「月10本更新する」ではなくて「3日に1本更新する」に変えてみた。これ、実は「3日に1本更新」でも結局「月10本書くための目標」になっていることをお気づきだろうか?

そう、目標設定のしかたを変えてみただけなのだ。なんだか、「月10本」ってすごく大きな、高い壁のように感じていて、どうやって取り組んでいけばいいか分からなくて。だけど、「3日に1本」に変えたら、「3日に1本更新するだけでいいんだな」って次のアクションに踏み出しやすくなって。なんと、5月はすんなりと月10本のnoteの更新ができた。

自分の意識の中で、「月10本」という高い壁ではなくて、「3日に1本」という習慣に捉え方が変わったのが、とても大きなことだったと同時に、「自分が心地よく踏み出せるような目標の立て方って大事だ…!」と強く感じた。

自分なりの目標設定のタイプを知る

どういう状態だったら目標が叶えられる?

おそらく、「月10本更新する」でちゃんと月10本達成できる人もいると思う。「月10本」という高い壁を掲げるように、目標が高ければ高いほど燃え上がってすごい速度でできてしまうようなタイプの人。

そう、きっと設定に対してどういう感情を持つか、どんなアクションを踏めるか、そしてどんなモチベーションで取り組めるかなどは、人それぞれ異なるのだ。

私は、未来志向型よりも、現実型だと思う。未来に対して大きな理想を描いてワクワクしながら取り組むよりも、今できることを着実にコツコツ続けていって、気づいたら叶っている、というタイプ。

「次やるべきことや、アクションしやすい小さな一歩が決まっている状態」のなかで、着実にこなすことでモチベーションが維持できるタイプ、という感じかな。

5月の振り返り。こなしたことに対して気づきを書いていく。

もちろん、長期的な目標は掲げるけど、それと同時に「それを叶えるための小さな目標」を、これまでもかというほど細分化して、設定する。大きな目標すぎると、怖じ気づいていつまで経っても行動しないと思うので、それを叶えるための小さなアクションをあらかじめ決めてしまう。それをひとつずつこなすことで、叶えていく、の流れが私にとってはやりやすいようだ。

そういえば、旅する暮らしに憧れたときも…

ちなみに、私はいま家を持たずに旅をする多拠点生活をしているけれど、そんなライフスタイルを叶えるときもまったく一緒の流れで、気づいたら「叶えられるところまで来ていた」ように感じる。

「旅暮らしをする!」を大きな目標として掲げていて。でも「そんな未来に対してワクワクする!」という気持ちよりも、「本当にできるのか?なんだか現実味がなくて何をしていいか分からない」という気持ちの方が大きかった。

だからこそ、不安を払拭するかのように小さな目標を決めていたように思う。たとえば、「リモートで働ける職種に付く」「そのためにスキルを身につける」「身につけるために勉強をする」「まずは1週間のワーケーションを試してみる」「家を解約する」などなど、それぞれ小さなアクションを積み重ねて、気づいたら「あ、来月には叶えられそうだな」という場所にまで来ていたような。

この渦中にいたときには、ワクワクする、なんて気持ちは正直全然なかった。コツコツ目の前のことをこなしているだけだった。でも着実にこなしていくことこそが私のモチベーションになっていたから、この方法で合っていたんだなあとも思う。大きな目標だけで進もうと思ったらきっと「理想は理想」で終わっていたと思う。


これは、仕事でも勉強でも日々の暮らしでも人生でも、一緒だと思う。このように、人それぞれ目標設定のしかたもそれに対する取り組み方も根本的に違うからこそ。

自分はどんなタイプだろう?どんな状態だったら行動できるだろう?と、自分なりの目標設定のタイプを知っておくといいかもしれない。


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