乾癬と鬱に苦しんでいた私が、前を向けるようになるまで
こんにちは、美咲です。
今日は少し重いテーマですが、私にとってどうしても皆さんと共有したいと思う話をさせてください。
乾癬を抱えて、メンタルがどん底まで落ち込んだ経験、そしてそこから立ち直れた今の気持ちを綴ります。
同じように悩んでいる方や辛い思いをしている方に、少しでも希望を届けられたら嬉しいです。
乾癬と向き合う日々が始まったとき
最初に乾癬の症状が出始めたのは、20代後半のことでした。皮膚にできる赤い発疹と鱗屑がどんどん増えていき、肌がぼろぼろになっていく自分を見つめる毎日。
『きっとそのうち治るはず』そう思っていたのも束の間、病院で『乾癬』という診断を受けたとき、まるで頭の中が真っ白になったのを覚えています。
先生から『一生付き合っていく病気です』と告げられた瞬間、なぜか心にずしんと重いものが乗った感覚がして、家に帰ってからもずっと鏡の前で自分の肌を見つめ続けました。
これがずっと続くなんて…と不安と絶望に襲われ、涙が止まらなかったのを今でも覚えています。
孤独と絶望の中で、何も見えなくなった日々
症状がひどくなると、肌を隠そうと必死でした。長袖で肌を隠したり、化粧で鱗屑を隠そうとしたりする毎日。
周囲からの『どうしたの?』という視線や、肌を見られるだけで『また何か言われるのでは…』と怯えてばかりで、人前に出るのも怖くなっていきました。
仕事もだんだん休みがちになり、友人との関係も距離を取るように…。
自分がどんどん孤立していくようで、夜になると『私っていったい何のために生きているんだろう』と心が真っ暗な闇に包まれる感覚に襲われました。
思考はぐるぐると同じ場所を回り、どこにも答えが見つからず、自分の存在価値を見失うように。
ベッドの上で『もういっそ、楽になりたい』とさえ思ったこともあります。本当に、生きていることがつらくてたまらなかった。
少しずつ前を向けるようになったきっかけ
そんなとき、ふと友人が私の顔をじっと見つめて『美咲、あなたそのままでいいんだよ』と言ってくれたんです。その言葉はまるで魔法のように、心にスッと染み込みました。
それからは、自分が少しでも楽になるための方法を探し始めました。まずは、皮膚科での治療にしっかりと向き合い、生活習慣を改善することに力を入れることにしました。
健康的な食事を心がけ、軽い運動も取り入れるようにしました。また、少しずつ『乾癬を隠さないこと』に挑戦し始めました。
受け入れることの大切さを学んだ
乾癬はまだ寛解していますが、今でも調子が悪いと肌に少し症状が出ることもあります。
でも、以前のように自分を否定することはなくなりました。この経験を通して、少しずつ『ありのままの自分でいい』と思えるようになったんです。
辛い日々を経て気づいたのは、乾癬があっても私の価値は変わらないということ。
今は自分を大切にする習慣を続け、日々のケアが心と体を支えてくれていると感じます。
自分を労わることで、心が軽くなっていくのを実感しています。
同じ悩みを抱える方へ伝えたいこと
もし今、乾癬に苦しんでいる方や、自分を否定してしまっている方がいたら、どうか覚えておいてください。
つらい時期もありますが、きっと少しずつでも前向きになれる日が来ます。
『自分にできるケアを続けていくこと』が、未来の自分を守ることにつながるはずです。
焦らず、自分を信じて、ひとつひとつの一歩を大切にしてください。たとえゆっくりでも、自分のペースで大丈夫。皆さんが少しでも笑顔で過ごせる日が増えることを心から願っています。
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これからも乾癬との向き合い方や日々のケアについてシェアしていきたいので、よろしくお願いします!
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