見出し画像

経験者が語る鼻中隔湾曲症手術その2

手術当日夜


これ・・・眠れるの?

そのレベルで血混じりの鼻水が止まらない。
しかも口呼吸。無理ゲーでは?

マスクをし、その中に3枚テッシュを折り鼻の下に仕込み、枕が血で汚れるのが嫌だったのでタオルを数枚重ねて設置。

ベッドの近くに事前に買っておいたお高めのティッシュ、ストローで飲める状態のポカリスエット、暑い時期でエアコンが付いているので乾燥防止に加湿器を。
準備は万端、いざ入眠。

術後1日目

意外と眠れました

ただ1〜2時間に1回は口の中が乾燥しすぎて起きました。その度にポカリスエット飲んで、マスクの中のティッシュを交換していました。
眠れたは眠れたけど、睡眠がしんどい状態でした。

日中、相変わらず血混じりの鼻水は止まらないけど徐々に口呼吸に慣れてきている自分がいました。

「あぁ、これ鼻水がしんどいけど案外いけるな。」
勝利を確信した私。術後検診に向かいました。

術後1日目検診

術後の検診の内容は状態確認。
ただ鼻の詰め物をとるわけではなく、ちょっとずらして創部を見るような感じでした。

マスクの中にティッシュを詰めていた私をみて先生が綿球を渡してくれました。(およそ100個)
この日の診療費は0円。最初に払った費用に含まれているのかもしれません。(前回の記事に書き忘れました、私の場合手術費用は57600円でした。)

帰宅後

勝利を確信した私でしたが、趣味のゲームをするほどの元気はなく1日中スマホでYouTubeをみて時間を過ごしました。口の中の乾燥が凄いこと。

食事は相変わらずきつい。

味覚があまり機能せず、口呼吸なので咀嚼→呼吸→飲み込む→呼吸といった流れで1時的にクチャラーになってしまいました。不可抗力。

術後1週間は風呂に入れないらしく、シャワーで済ます。
暑い時期だったのでまぁよし。ただ俺は風呂が好き。湯船に入れないのはちょっと辛い・・・

個人的に一番辛かったのは歯磨き。

若干の喘息持ちで手術2週間前にコロナにかかっていた私、完全まで行かずともほんの少しだけ気管支に刺激がいくと咳き込む状態。

ミント系の歯磨き粉を歯ブラシにつけ、流れるような動きで口の中に入れ歯磨きを開始。

む せ ま し た 。

むせたというより咳き込んだが正しいでしょう。正面の鏡には大量の歯磨き粉混じりの唾が飛散。これは悲惨。

唯一の救いは3回くらい咳き込んだ後、刺激に慣れたのか咳が止まりました。学びを得ました。次に活かせる・・・。

およそ10回近く綿球を交換し眠りにつきました。


いいなと思ったら応援しよう!