葉っぱのフレディが教えてくれたこと
なぜ人は生まれてきて死ぬのだろう。
幼い頃死ぬことがとても怖かった。
大好きな母がいつか死んでしまうかと思って「お母さん死なないで~」と泣いてた5歳くらいの時。
私にとって死はとても恐ろしいものだった。
それを優しく教えてくれたのが、小学校の国語の授業で習った『葉っぱのフレディー』
私たち人類含め、全ての生き物は命の大きな輪廻の輪の中にある。
それはとても壮大で気の遠くなる話だけど、DNAの螺旋階段の一部に確実に自身が組み込まれ、脈々と血が受け継がれているのがわかる。
その尊くて壮大な命というものに、幼かった私の胸は打たれ、とても安心感を覚えたんだ。
(その大きな命の流れの中に、自分の小さな命も包まれている、というような安心感。)