さっきの出来事。

急に涙が止まらなくなって、

固まっていた世界が
ガラガラと崩れて、

最後に残ったのは

純粋で単純な
感情だけだった。

-

過去の傷は昇華され、

全てのことは
これでいいんだ、と
ストンと落ちた。

自分で自分を
がんじがらめにしていた
鎖から
やっと解き放たれた。  
 

ただ私は、
自分に戻っていけば良い。

 

その言葉が蘇る。

-

それは、
全てを失った(と思っていた)
中学生のときに、

泣いてる私を抱きしめて、
父が私にくれた言葉。

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