詩 『ありがとう』
青春の鐘が
ならなくなる前に
今を大切に生きていく
仲間たちとのお別れを前に
学食を食べておく
写真を撮っておく
お菓子パーティーをしておく
あなたの笑顔と
あなたの言葉を心に焼き付けて
青春の鐘を鳴らし続ける
忘れたくない
この日々を
自分を嫌いになった日も
生きるのをやめようとした日も
そんなもの誰にも触れさせない
だから
覚えておきたい
忘れたくない
苦しかった日々も宝物だと言える今
忘れる必要なんて何一つない
それでいい。
今がある。
変わった私と変わらなかった人たちと
ずっと前から優しかった人たちに囲まれて
笑顔が止まらない日々
そうだ、やっぱり、ありがとう。