#04 感情の奴隷として生きる人は、ドラマチックだよねって話。
ぜひ#01から読んで下さいね、前提の説明が不十分かもです!
何か起きたとき、すごくショックを受けたりアガったりする人はエモーショナルな人。
私は、感情の起伏が激しいこと(上にも下にも)を情緒的とか、エモーショナルと呼んでます。
情緒的、エモーショナルでいるということは、物事を主観的に捉えてるってことです。
何かが起きた時、「うわ!」とか「まじかよ!」とか「どうしよう!」みたいに反射的に、自分事として捉えて反応する。動揺するともいうかも。
「反応しない練習」に反応しちゃったタイプです…!
こんな皆さんは人生がドラマチックです。人生に没入してます。
恋人が笑ってくれたら世界が鮮やかに色付き、恋人が他の女と話したら世界は地獄と化すのです。
そう、恋人がいなくてマッチングアプリというテーマパークに入園しては瀕死の重症を負っちゃうあなた。
仕事に行くのが嫌で日曜の夜にはスマホを握りしめ虚無を味わう…そんなあなた!(偏見の嵐)
ドラマチックというのは振れ幅が大きいので、快楽の差が激しいのです。
人生はジェットコースター!背景が目まぐるしく変化していく!めっちゃしんどい!はぁはぁ!なんでこんな疲れるの〜!
多かれ少なかれ我々は、ドラマチックに生きてます。かくいう私もそうでした。
一方で物事を引きで人生を捉えてる人もいます。
なにか起きても「うわ!」とはならず、「なるほどね」「さてどうする」って、出来事をに入り込まず引きで捉えてる人たちがいます。起きた事象を客観的に捉え、攻略しようとゲーム的に捉えているんですね。
この方々をゲームチックな人たち(仮)と呼びます(今ひとつしっくり来ていない)。
ゲームチックなみなさんは、何か起きても動揺しないのでいつも冷静でいられます。
私の言う「人生はゲームかもしんない」に「あーわかるわかる」ってリアクションくれるのも、ゲームチックなみなさんです。
ゲームチックに人生を見るには、メタ認知能力が必要です。そしてこれは訓練次第で鍛えられると思っています。こちらもやり方はそのうち書こうと思います。
ドラマチックする人は、ゲームチックに憧れる、が?
日頃ドラマチックして、つまり出来事に一喜一憂しエモーショナルに人生をエンジョイ!してる方々は、ゲームチックな人に憧れます。
感情をデカく動かすのって疲れますからね。自分の失恋だ!と思うと眠れぬ夜ですが、他人の失恋なら快眠です。ゲームチックすると、自分の身に起きた出来事も他人事みたいに分離して捉えます。
恋人がいなくても淡々と日々を過ごし、誰かが何か言おうとそうなんだね、と流し、仕事も淡々とこなしていく。なんて平穏な日々!と思うのですが、
一方でこちらはこちらでドラマチックがないんです。
人生への没入感。
私でいうと、推しができないとか、恋愛にのめり込めない・人をそこまで好きになれない、悲しみに浸れないとか、弊害もあります。
無感動になると何してても何も感じないわけです。これはこれで、このゲーム(人生)プレイの醍醐味を捨ててしまっているんですよね。
大事なのはバランスです。
極端な考え方はしない、物事に良い・悪いはない。
ドラマチックも楽しいし、ゲームチックは省エネです。