アート作品、おりがみキット、そしてコミュニケーションツールとして|折り紙ちょごりの可能性
アンニョンハセヨ!
日本とコリアをアートとエンタメでつなぐ、
普段着はモダンチョゴリ(生活韓服)の
折り紙作家:金美蓮(きむ・みりょん)です(^^)
前回は「折り紙ちょごりとは?」というお話を綴りましたが、今日は折り紙ちょごりの”種類”と可能性についてお話したいと思います。
アート作品としての折り紙ちょごり
現在、折り紙ちょごりには2種類のカテゴリーがあります。
その内のひとつが「アート作品」です。
こちらは75×75mmの和紙にチマチョゴリの伝統模様をプリントして、日本とコリアの友好を願い折りあげた私の本来の作品のカタチ。
インテリアとして額装したもの、そのまま飾れるものなど、まだまだ試行錯誤中。
皆さんにお届けできるように準備が整いましたら、アート作品として愛でて頂ければ幸いです。
自分で折れる、キットとしての折り紙ちょごり
そしてもうひとつが「おりがみキット」です。
折り紙ちょごりをはじめて発表したグループ展の会場で、こんな声をたくさん耳にしたのがきっかけでした。
「私も作りたい!」
「自分で折り紙ちょごりを折ってみたい!」
「このおりがみを販売してほしい!」
海外ではアート色の強い折り紙ですが、日本では幼い頃から慣れ親しんだもののひとつ。
だからこそ、自分で折ってみたいという方が多いのでしょうね^^
そうして出来上がったのがこちら、
自分で折れる!おりがみキット
miryonの折り紙ちょごり Vol.01です。
記念すべき第一弾は、はじめて作ったアート作品の色違い♪
折り紙ちょごりの難易度は、小学校高学年以上が自分で折り方説明書を見ながらひとりで折れるくらいのレベルですが、あくまで普通の折り紙サイズ(150×150mm)の場合のお話。
アート作品のサイズでは少し難しいのかもしれない…
そう考えてのサイズ変更でした(^^)
現在は第三弾まで発売しており、購入できるのは私のオンラインショップのみです。
少しでも興味を持って頂けましたら下記のリンクから覗いてみてくださいね!
▽miryon art shop
https://miryon.thebase.in/
※作品制作に集中する為、2021年8月1日(日)から長期休業いたします。
コミュニケーションツールとしての可能性
アート作品、おりがみキット。
こうして出来上がったふたつの顔を持つ折り紙ちょごり。
特におりがみキットは、私が折り方やチマチョゴリについてお話しながら一緒に折るというワークショップ(折り紙教室)を開催して、こどもから大人まで幅広い年代の方と交流しながら楽しい時間を過ごしたことで、新たな可能性に気づきました。
・全く知らない人同士でも
おりがみを一緒に折る事で交流が自然に生まれる
・折り紙ちょごりを折る事で
コリアの文化に興味を持つきっかけができる
…ということはチョゴリに限らず、着物やアオザイなど世界の民族衣装を折り紙作品として展開できれば、異文化コミュニケーションが自然にできて自国や他の国はもちろん、民族の文化を知り、尊重しあえる手段のひとつになるのでは?
国や人種、言語さえも超えて繋がる
最強のコミュニケーションツールになり得るのでは??(^^)
↑過去のワークショップ時の様子^^
…書きながらワクワクが止まりません(笑)
この最強のコミュニケーションツールの可能性を広げる為、折り紙ちょごりだけでなく着物、チャイナ服(漢服)など世界の民族衣装をデザインして展開できるよう作品制作に力を入れます!!
お楽しみにっっ♪